ラベル 博多湾岸《金印ロード》 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 博多湾岸《金印ロード》 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年6月19日火曜日

【Classic City Fukuoka】博物館を通して福岡市を一望しよう!多言語ガイドブック

福岡市博物館では、常設展示室において福岡市の歴史・民俗を詳細に紹介しています。
この度、文化庁主催の文化芸術振興費補助金「平成28年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」採択事業「博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクト」の一環として、博物館の常設展示を軸に、市の歴史・文化資源を紹介する「Classic City Fukuoka」を作成しました。

世界各地から来たお客様にも、博物館をとおしてより深く福岡を知っていただきたいという思いから、内容は全て英語翻訳併記となっています。また韓国語・中国語バージョンもご用意しております。以下からダウンロードいただけますので、海外からお客様が来られる折など是非ご活用ください。

http://museum.city.fukuoka.jp/ccf/



Posted by 広報

2018年2月16日金曜日

2月17日 おいしくいただく考古学

すでにお知らせしたとおり、2月17日(土)
博物館を飛び出して、中央区の鴻臚館跡で、「あまづらブンブン」を実施します。

同日、夜には、トークセッション「おいしくいただく考古学」を開催します。

考古学や歴史の研究成果は、調理次第で美味しく楽しいメニューをうみだすことができる「ネタ」の宝庫です。

博物館職員からの報告が2題

◯「発掘から分かる!福博むかしグルメ」 屋山 洋
◯「福★おかし博物館の足跡」 福薗美由紀

そして多彩なゲストを、コメンテーターとしてお呼びしています。

★ジビエのプロデュースに関わる神山 拓さん(イデアパートナーズ株式会社)

★九州国立博物館を拠点に、考古学の成果を楽しい活動につなげている
きゅーはく女子考古部のみなさん

そして、
★土木事業の意義を、分かりやすく楽しく人々に伝えていくことに取り組んでいる
片山 英資さん(一般社団法人ツタエルドボク)


時間は 18:30〜(120分)
会場は 三の丸スクエア です。

参加無料 事前申し込みは不要です。

いっぷう変わった食トーク。
ぜひ、のぞいてみてくださいね。


 このイベントは、博多湾岸《金印ロード》ツーリズム・プロジェクトの一環として開催します。

 

 博多湾岸《金印ロード》ツーリズム・プロジェクトは、
 国(文化庁)の「平成29年度 地域の核となる美術 館・歴史博物館支援事業」採択事業です。

posted by Shanshan




2018年2月7日水曜日

飯場神楽の魅力に迫る


福岡市博物館では210日(土)福岡市の西南部・飯場の地で伝えられてきた神楽の歴史や魅力について紹介するイベントを開催します!

【その1】 神楽道具に親しむ120分(ワークショップ)
神楽の演目『御弓(おおゆみ)』でつかわれる弓がつくれます!
10001200
@博物館 グランドホール
先着20名(材料がなくなり次第終了です。ご来館はお早めに!)
参加費無料
講師:飯場神楽保存会
 
【その2】 神楽を学ぶ60分(講演会)
福岡県の神楽にくわしい福岡大学の白川琢磨氏に飯場神楽の特徴についてお話いただきます。
133014301300開場)
@博物館 講堂
定員240
講師:白川琢磨氏(福岡大学人文学部教授)

【その3】 神楽を肌で感じる60分(飯場神楽の公演)
神功皇后伝説を題材にした『磯良(いそら)』、鬼の舞である『お宮参りの鬼』など4演目を舞っていただきます。
14301530
@博物館 グランドホール
決まったお席はございませんので、会場にお集まりください。
公演:飯場神楽保存会


詳細は、チラシをご覧ください。みなさまのご来場、お待ちしております。







 このイベントは、博多湾岸《金印ロード》ツーリズム・プロジェクトの一環として開催します。

 

 博多湾岸《金印ロード》ツーリズム・プロジェクトは、
 国(文化庁)の「平成29年度 地域の核となる美術 館・歴史博物館支援事業」採択事業です。

posted by.かわぐち

2018年2月5日月曜日

2月17日~幻のシロップをつくろう~あまづらブンブン

あまづら・・・
それは日本独自の甘味料。

奈良・平安時代に食べられていたものですが、
その材料や製造方法はいつしか歴史の中に埋もれてしまっていました。

しかし!
約30年前に石橋顕さんという方がこの幻のシロップの復元に成功!
現在は、奈良女子大学の研究チームがその後を引き継ぎ、復元実験を行っています。

なんと、今回・・・
その幻のシロップを福岡でも復元することになりました!

2月17日(土)
13:30~17:00(雨天中止)
@鴻臚館跡展示館ウラ芝生広場
参加無料・申込不要

なんでこんなに寒い時に屋外イベントするんだよ!
という声が聞こえてきそうです。
でも、寒くないと甘いシロップができないんです!

幻の古代のシロップ。
どんな味なのか気になりませんか?
小学生から大人まで楽しめる内容です。
ぜひみなさんでお越しください。





このワークショップは博多湾岸《金印ロード》ツーリズム・プロジェクトの一環として行います。


博多湾岸《金印ロード》ツーリズム・プロジェクトは、
文化庁の「平成29年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の採択事業です。




posted by.ふくぞの


2018年1月24日水曜日

ゲーム・アニメ・フィルムが創る“にぎわい”とミュージアム

先だって勇み足を踏んだ福岡市博物館。

(Twitter等で暖かいコメントをしていただいた方々、アドバイスやお叱りいただいた方々、応援していただいている方々へ、あらためてお礼申し上げます。
本当にありがとうございます)

今後も、さまざまなご期待に応えたいので
いちから勉強しまっす!

というわけで、
1月26日(金) 15:30〜は、
セミナー「ゲーム・アニメ・フィルムが創る“にぎわい”とミュージアム」開催!
詳しくはコチラ
講師に、公益財団法人福岡アジア都市研究所の中島賢一さんをお招きします。

呉市産業部海事歴史科学館(大和ミュージアム)の学芸員さん
そして当館の学芸員からの現場リポートもあります。

どなたでもご参加いただけます。
ぜひ、ご来場ください。
(事前のお申し込み等は、必要ありません)

このセミナーは博多湾岸《金印ロード》ツーリズム・プロジェクトの一環として行います。


博多湾岸《金印ロード》ツーリズム・プロジェクトは、
文化庁の「平成29年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の採択事業です。





多言語発信「やさしい日本語で伝える」

福岡市博物館では、1月25日(木)、16:00から2階の多目的研修室にて、「やさしい日本語で伝える」セミナーを開催します。

日本語を母語とせず、多様な文化的背景をもつ人々たちとコミュニケーションをとる機会は、ますます増えていきます。

スムーズ、かつ、豊かなコミュニケーションを可能にしてくれるツールの一つとして、いま、注目されているのが「やさしい日本語」です。

「やさしい日本語」は、くらしを守り支えるほか、
地域の魅力を世界にむかって発信することにも、多いに役立ちます。

ミュージアムや歴史・文化を活かしたおもてなしの場での活用を中心に、「やさしい日本語」のさまざまな可能性を、多くの人とさぐりたいと思います。




みなさん、ぜひ、ご来場ください。
(ご参加にあたって、事前のご連絡は必要ありません。)




このセミナーは博多湾岸《金印ロード》ツーリズム・プロジェクトの一環として行います。


博多湾岸《金印ロード》ツーリズム・プロジェクトは、
文化庁の「平成29年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の採択事業です。





2018年1月19日金曜日

【金印シンポジウム】会場での当日受付について

いよいよ今度の日曜日(121日)、金印の真贋論争公開討論が行われます!
事前申込での受付としておりましたが、お席に余裕が生じる見込みですので、当日は会場でもお受け付けさせていただきたいと思います。

会場は博物館でなく、FFGホール(福岡市中央区天神2-13-1 1200開場)になりますのでご注意ください。

2018年1月17日水曜日

【金印シンポジウム】詳細スケジュール

いよいよ今度の日曜日(1月21日)、
金印の真贋論争公開討論が行われます!

当日の詳細なタイムスケジュールは、以下のとおりです。
前半の講演は3人の方々ともとても興味深いタイトルですね!
お席にはまだ余裕がございますので、ぜひ周りの方もお誘い合わせの上、お越しください。

2018年1月6日土曜日

1月21日の国宝「金印」真贋論争シンポジウム、参加申し込み受付中!

1月21日(日)に開催予定のシンポジウム
「漢委奴国王」金印を語る~真贋論争公開討論~は、
旧年中は、1月5日の締め切りを設けておりましたが、
まだお席に余裕があります。
引き続き、お申し込み受付いたします

お申し込みは、電子メール、または、郵便(往復はがき)で。

メールの宛先は、
20180121kinin@gmail.com

郵便(往復はがき)でお申し込みの方
〒814−0001 福岡市早良区百道浜3−1−1
福岡市博物館 管理課「金印シンポ」係

以下の事項をご明記くださいね。

①催事名(カンタンに) 「1/21金印シンポ」
②参加人数(最大2名まで)
③お名前(ふりがな付) 2名でお申し込みの場合は、全員のお名前をご記入ください。
④ご住所
⑤電話番号 携帯電話など、連絡のつきやすい方をご記入ください。

なお、現在、お申し込みは、先着順とさせていただきました。
定員(650名)になり次第、締め切りとなりますのでご了承ください。

みなさまのご参加、お待ちしております!


2017年12月20日水曜日

平成30年1月21日 金印の真贋論争公開討論を開催!

シンポジウム:「漢委奴国王」金印を語る ~真贋論争公開討論~ を開催します。


日時は、平成30年1月21日(日) 13:00~


会場は、FFGホール(福岡市中央区天神2−13−1)です。

※会場は、博物館ではありません。ご注意ください。

聴講には、事前のお申し込みが必要です(後記)

プログラムの前半は、基調講演として、
石川日出志さん(明治大学文学部教授)…考古学
鈴木勉さん(NPO法人工芸文化研究所理事長)…金石学
三浦佑之さん(千葉大学名誉教授)…文献史料
の3人(ここでの表記は50音順)の方にお話いただきます。
後半は、
福岡市から大塚紀宜(福岡市 埋蔵文化財課調査第2係長)、本田浩二郎(福岡市 埋蔵文化財課事前審査係長)、又野誠(福岡市博物館 学芸係長)が、参戦し、ディスカッションです。
コーディネーターは、
中村俊介さん(朝日新聞社編集委員)です。

入場無料

聴講のお申し込みについて

電子メール、または、郵便(往復はがき)で受付いたします。お電話では、お申し込みいただけません。2名様まで1通でお申し込みいただけます。


電子メールでお申し込みの方
携帯電話、スマートフォン等でお申し込みの方は、このアドレスからの返信を受け取ることができるように設定をお願いします。

郵便(往復はがき)でお申し込みの方
〒814-0001 福岡市早良区百道浜3-1-1
福岡市博物館 管理課「金印シンポ」係

以下の事項をご明記ください。
① 催事名 例:「1/21金印シンポ」
② 参加人数(最大2名まで)
③ お名前(ふりがな付) 2名でお申し込みの場合は、全員のお名前をご記入ください。
④ ご住所
⑤ 電話番号 携帯電話など、連絡のつきやすい方をご記入ください。

申し込みの締め切りは、平成30年1月5日(金)17:00です。

申し込み多数の場合は、抽選とし、当選のご案内は聴講券の返信・返送をもってかえさせていただきます。

★締め切り後、お席に余裕がある場合、お申し込みを受け付けることがあります(先着順)。


情報は、ホームページ、SNS等でご確認ください。

2017年6月2日金曜日

福★おかし博物館 Season3!!

福★おかし博物館は平成27年にオープン。
これまでに志賀島や博物館を会場とし、様々なワークショップで金印チョコレートや、銅鏡チョコレート、そして瓦当(ガトー)ショコラなどを制作してきました。

瓦当(ガトー)ショコラと金印チョコ

そして、今年度。
九州産業大学商学部のみなさんが、志賀島の地域活性化のため、名産品を作りたい!と「福★おかし博物館」へ相談に来られました。

金印チョコレートを作りたい!とのこと。

ふむふむ。

それならば!

福★おかし博物館長は、現在、発掘関連業務にばく進中のため、考古班2人で「福★おかし博物館学芸員養成講座」を開催。
まずは、常設展示室で金印のお勉強。


つまみの動物は?印面にはなんて書いてあるの?いつ頃のもの?などなど、金印に携わる者であれば、必ずお客さんから質問されるであろうことを、しっかりと学んでいただきました。

そして、昨年度までの「福★おかし博物館」の内容と金印チョコレートの作り方をレクチャー。


みなさん真剣にお話を聞いています。

講座受講後は、「福★おかし博物館 学芸員証」が手渡されました!


さてさて、学生のみなさんがどんな金印スイーツを作ってくれるのか。楽しみですね♪

Posted by.ふくぞの

2017年3月21日火曜日

“”たのしい”,“かわいい”からのコトおこし  その2 3月23日(木)

博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトのミッションの一つに、「地域の歴史や文化の魅力を、世界に発信する!」ということがあります。

そのために、福岡・博多の歴史・文化資源の言語情報を、英語などの外国語に「翻訳」していこう………と、思ってたんですけど(いや、翻訳作業もしてるんですけど)。

地域の文化を紹介する、国際的な発信力のあるメディアを生み出していくには、言語の翻訳以外にも、いろいろ考えなきゃいけないことが分かってきました。

そこで。

「世界が訪れたくなる福岡を考える90分 
〜しま・くらし・れきしとアーティスト、クリエイターの幸せな関係がインバウンドを呼び込む?!」
と題したセミナーを開催することにしました。


日時:3月23日(木) 15:00〜
場所:福岡市博物館 多目的研修室

ここで紹介するのは、岡山県真鍋島の事例(リンクは閲覧注意!島の公式的なPRページですが、猫さん好きにはたまらない状態になってます)。

こちらは、ふくおかのしまにゃんこ(福岡市・小呂島で撮影)

この島は、外国人、とりわけフランスからの旅行者がとても多いのです。
なんでかといいますと、2010年、フランスの画家フロラン・シャヴエさんが、真鍋島に滞在して描きためたイラストの作品集をフランスで発行したのです。
すると、彼の作品に魅了された人たちが、はるばる真鍋島までやってくるように…。

この作品集、現在、英語版、スペイン語版も発行されていまして、
欧米圏にじわじわと真鍋島ファンを増やしています。

ええっ、とーぜん、わたくしも、某大手通販サイトを通じて、フランス語版作品集を手に入れ実際みてみました(洋書を手配するなんて、学生時代以来だ…)。

か・わ・い・い・ぃ・ぃ・ぃ・ぃ〜〜
た・の・し・い・ぃ・ぃ・ぃ・ぃ〜〜

描かれているものは、海辺やしまのくらしを目にしやすい、福岡・博多の人たちにとっても、すっごく身近なものばかり。
でも、画家の目をとおして、画家の手で表現されると、身近なふつうの暮らしの魅力がずーんと伝わってくるのです。

そんなわけで、地域の歴史や文化を、世界にむかって発信していくには、アートやクリエイティブの影響力もすごく大きいんだと思い至った次第。

セミナーでは、真鍋島でシャヴエさんと親しくしていた人たちにおこしいたいだき、
作品集の影響などをお話いただきます。

セミナー平日の昼間の開催ですが、地域おこしや歴史観光にご関心のある方、
また、アートや、イラスト等のクリエイティブのお仕事をしている方や、将来携わってみたい方、ご参加お待ちしています。(事前のお申し込みは不要です)


このセミナーは博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトの一環として行いました。
文化庁の「平成28年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の採択事業です。


博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトについてはこちら


posted by shanshan



2017年3月19日日曜日

“”たのしい”,“かわいい”からのコトおこし  その1 3月20日(月・祝)


3月20日(月・祝)、福岡市博物館の講座室1を会場として、「こども文化セミナー」を行いました。

ゲスト講師は、北海道を拠点にして活動する絵本作家
なかいれいさんとけーたろうさん。

そして、ファシリテーターとして福岡テンジン大学学長
岩永真一さん、呼んじゃいました〜。

なかいれいさんとけーたろうさんのお二人は、札幌で「おばけのマール」という絵本シリーズを刊行されています。




この主人公の、おばけのマールがっ!
か・わ・い・す・ぎ・っ (*>ω<*) (*>ω<*) (*>ω<*)    !!!

おばけのマールの活躍する場は、札幌に実在する美術館、科学館、図書館だったりします。
だから、絵本をめくる人は、マールといっしょに札幌のミュージアムやライブラリーを訪ねたような気持ちにもなれます。

マールの絵本を読んだ子どもたちは、札幌のまちのことが大好きになるんじゃないかな。

こどもの世界によりそう、かわいい造形、たのしい物語が、
こどもの心をおどらせ、こどものまなざしをまちにひろげ、こどもの未来をひらく。

そんな仕組みをつくり、動かしていくことは、いわゆる「こども業界」だけじゃなく、社会のすべての側面において、求められていると思うのです。

というわけで。
3月20日(月・祝)、連休最終日のたそがれ時に、セミナー(と題してしまいましたが、後半はワークショプ)やりました。



なお、当日は、13:30〜、および14:00〜、
福岡テンジン大学 with 福岡市が取り組んできた「ふくおかのれきし絵本」紙しばいバージョンの読みきかせも、博物館1Fのみたいけんラボで開催されました。





福岡市博物館は、授乳室等を設け、十分とは言えないけれど、小さなお子さんたちも楽しく過ごせるよう、つとめています。
今後も、小さいお子さんも楽しくすごせるよう、さまざまな取組みをしていきますので、お子さん連れでも安心してお越し下さいね。

★ この記事は、2017年3月19日11時ごろにアップしたのち、3月21日14:30頃 編集しました。






このセミナーは博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトの一環として行いました。
文化庁の「平成28年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の採択事業です。


博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトについてはこちら




posted by shanshan(かわいいは正義)















2017年3月12日日曜日

楽しい! 能楽ワークショップ

昨日(3月12日)は、博物館で能楽ワークショップを行いました。

11:00からの回はこんなかんじ

はじまりは、本格的な舞囃子(能面・装束を着けずに紋服で演目の後半を演じる形式)から


能の楽器などについて、レクチャーがあったり
狂言の所作を一緒に体験したり
能面をつける体験をしたり

とても楽しい1時間でそた。

14:00からは、2回目を開催。
小さいお子さんとご一緒のご参加の方もたくさんいらっしゃいました
英語の通訳さんの活躍のおかげで、外国の方にも楽しんでいただきました。

これからも、能楽をみなさんで楽しむ催しにとりくんでいきたいと思っています。

★ この記事は、3月12日13時ごろにアップしたのち、同日夜 編集しました。



このワークショップは博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトの一環として行います。
文化庁の「平成28年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の採択事業です。


博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトについてはこちら

posted by shanshan




2017年3月10日金曜日

つながる地域の核

6年前の3月11日、あなたと、あなたの大事な人は、どうしていましたか?

12年前の3月20日、あなたと、あなたの大事な人は、どうしていましたか?

災害の多いこの国では、ある時、突然、日々をすごしてきた住まいを失い、先祖代々くらしてきた土地から離れることを余儀なくされる人がいます。

想いを寄せるものの多くを、そこにのこしたまま。

*****

博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトは、国(文化庁)の「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」採択事業です。
全国には、同じ支援を受けて、「地域の核」となり、地域の絆や活力づくりの一端を担おうとしているミュージアムがたくさんあります。

その1つ、福島県立博物館では、2つの展示が開催されいます。
1つは、「震災遺産展 〜6本の年輪〜」、
もう1つは、「アートで伝える 考える 福島の今、未来展 at Fukushima Museum」
(いずれも平成29年4月11日まで)

同博物館には、現在、「ふくしま震災遺産保全プロジェクト」と「はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト」の実行委員会事務局がおかれています。
両実行委員会は、福島県内のミュージアム、大学、文化施設、NPO法人などから構成され、「ふくしま震災遺産保全プロジェクト」では、東日本大震災を地域の歴史として共有し次世代に伝えるために、「はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト」では、福島の文化・歴史・自然の豊かさを再発見し、福島が抱える課題を共に考える場を生み出すために、さまざまな事業に取り組まれてきました。その成果を紹介する展示が行われているのです。

博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトは、2つのプロジェクトから、その内容を紹介する資料を送っていただきました。

3月11日のシンポジウム「玄界島が伝えるもの ―震災と地域の文化」では、この資料を参加者のみなさんにお配りし、あらためて東北の再生を祈念したいと思います。

*****

歴史を編む、
ものに歴史を見出しそれを守る、
人々に受け継がれた営みを記す、
アート表現を支える、
そして、時には、危機的状況にさらされた地域コミュニティの、記録と記憶のバックアップを果たす―
ミュージアムが、社会の余裕の産物としての存在に甘んじるのではなく、人々と地域の活力の源泉となるために、わたしたちは何をしていくべきなのか、これからも多くの仲間たちとともに考えつづけていきます。

福岡市博物館では、玄界島の今むかしがわかる写真の展示を開催中


posted by shanshan






















2017年3月6日月曜日

3月12日(日)、能楽ワークショップを開催します

博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクト(以下、《金印ロード》と呼びますね)では、外国からの旅行者の方、福岡にお住まいの日本語を母語としない方々や留学生のみなさんとも、日本や地域の歴史・文化資源の魅力を共有するためのプログラムに取り組んでいます。

その一つが、今週の日曜日(3月12日)に行う能楽ワークショップ/Noh & Kyogen Playground @ Fukuoka City Museum です。
*************

能楽ワークショップ
3月12日(日)
時間:11:00〜/14:00〜
場所:博物館 グランドホール
参加無料
事前のお申し込みは不要です。

*************

この企画のきっかけは、福岡を拠点に活躍する若手の能楽師「WAKATE能楽隊」の方から、ワークショップを開きたい、とのお話をいただいたことです。

そこで《金印ロード》がコラボし、英語の通訳さんに来てもらって、外国の方々にも楽しんでいただけるワークショップにしよう、ということになりました。

チラシも2種類つくりました。PDFのアップロードはしばしお待ちを…。

***
《金印ロード》では、これまで、国際交流やユニバーサルデザインに携わる方をまじえて多言語情報発信について検討会をしたり、留学生による博物館のモニタリングをしてきました。

「文化財・歴史観光・ミュージアム関係者のための多言語発信セミナー」
迷える子羊たちによるディスカッションのようす 平成28年12月21日開催

「留学生による博物館ユーザーカンファレンス」
常設展示モニタリングのようす 平成29年1

それらを通じて実感したのは…。
歴史・文化資源の魅力を、海外へ、また、日本語を母語としない人へも伝えるために大事な要素の一つが、「体験」だということです。

それって、外国の方々だけでなく、みんなが楽しめることではないですか!

なにか日本文化を体験できるようなことをしたいな〜と思っていたところに、「WAKATE能楽隊」のワークショップのお話。

渡りに舟とはこのことです。



能や狂言に関心があるけど、いきなり能楽堂で本格的な鑑賞は敷居が高いな〜という方
お子さんに能や狂言を見せてみたいけど退屈しちゃうかな、とご心配の方
ぜひ、日曜日に博物館へ、お越し下さい。





このワークショップは博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトの一環として行います。
文化庁の「平成28年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の採択事業です。


博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトについてはこちら






posted by Shanshan










2016年12月10日土曜日

本日(12月10日)はシンポジウム「遺して活かす近代化遺産・機械遺産」

本日・1210日(土)、福岡市博物館は、シンポジウム「遺して活かす近代化遺産・機械遺産」を開催します。
動く最古の国産自動車である「アロー号」をケーススタディとして、近代化遺産の保存や活用のエキスパートをゲストにお迎えし、近代化遺産の保存・活用法について徹底討論します。


文化財の保存や修復というと、どのようなイメージが浮かぶでしょう。


文化財保存の課題とは、「作られた当初の用途を果たすことは終えたが、人類の遺産として次世代に伝えるべきもぶのを、いかに伝えていくか」です。そこには、常に「いま」によって、さまざまな困難がもたらされます。

災害
紛争地での破壊・略奪
国境を越えて襲来する大気汚染
産業構造の変化で、手に入りづらくなっていく修復素材


そして、昨今、重要な課題として強く意識されるようになったのは、近代以降の社会や人々の営みに大きくかかわる文化財の保存と活用です。

いま、福岡市博物館の展示物や収蔵品には、工業生産品、産業機械、近代的な生産施設・設備や生活インフラの遺構や構造物の一部が、含まれようになっています。
そして、100年間以上の取組みである近世以前の日本の古文化財修復を中心に組み立てられてきた文化財保護の理念だけでは、資料の十全な保存、活用が計れない場面が増えていることを実感しています。

このシンポジウムは、その状況をふまえて、新しい文化財の保存と活用の考え方を求めて開催するものです。

拡がる「文化財」概念
拓かれる「保存」と「活用」のアイデア
その現場に立ち会ってみませんか?

シンポジウム「遺して活かす近代化遺産・機械遺産」


このシンポジウムは博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトの一環として行います。
文化庁の「平成28年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の採択事業です。


博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトについてはこちら









posted by shanshan