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2016年3月1日火曜日

「新・奴国展」図録の販売を再開します

一時、販売を休止していました「新・奴国展」図録の販売を、本日3月1日(火)から博物館1階のミュージアムショップにて再開します。

お問い合わせをくださった皆さま、大変ながらくお待たせいたしました。

遠方の方は郵送対応もしていますので、直接ミュージアムショップまでお問い合わせください。
℡:092-823-2800



posted by 広報担当 いわさ

2015年12月13日日曜日

ナコピン、ユニバーサルデザインでも、がんばった!


福岡市博物館は、平成25年の常設展示室のリニューアルをきっかけにして、ユニバーサルデザインに取り組んでいます。

ミュージアムの世界が発信してきた内容は、これまで、きわだって「見ること」に限定されていました。
でも、ミュージアムが送り出せる楽しさは、「見ること」だけなのかな?
歴史や文化やアートの魅力を、「見ること」以外でも、すこしでも伝える方法を、探してみよう、試してみよう。
そんなが取り組みが、いま、全国ではじまっています。

福岡市博物館でも、新・奴国展と、福岡市の「ユニバーサル都市・福岡フェスティバル2015」にあわせて、11月3日から「金印ユニバーサル博物館 さわる奴国のおたから」を開催しました。

5倍!金印の模型をはじめとして、鏡、青銅の武器のレプリカをグランドホールで展示中です。自由に、手にとっていただけます。
ちょっとくらいなら、こわれちゃっても大丈夫、ちょっと…、ちょーっとならね…
弥生のテクノポリスが博物館の中にあり、奴国の匠の生まれ変わりが学芸員にいますので。

ここでもナコピン大活躍。




このコーナーも、本日、12月13日(日)の閉館までです。
残り少ない時間ですが、ぜひ、さわる奴国のおたからに、さわってくださいね。

posted by 学芸課:すぎやま



2015年12月12日土曜日

福岡市博物館へ急げ!ナコピン、ナコポンに会えるのも後2日!

いよいよ明日までとなった「新・奴国展」では、キャラクターの「ナコピン」「ナコポン」が案内してくれてます。「新・奴国展」が後2日ということは、ナコピンとナコポンに会えるのも後2日なのです!

今日は特別に「ナコピン」「ナコポン」をシリーズでお見せしちゃいます!みなさーん、会いに来てくださいね~☆







福岡マラソンに備えてトレーニングする「ナコピン」「ナコポン」ゼッケンの秘密は...

本田学芸員手作りのナコピン!愛を感じますね~。


広報担当:いわさ


2015年12月11日金曜日

諸行無常(新・奴国展も後3日。。。)

「新・奴国展」の会期も、いよいよ後3日になってしまいました。気がつけばあっという間です。

後輩が主担当としてがんばっている姿をすぐ横で見てきました。展示品の選定からイベントの企画構想、展示品集荷の段取り、分厚い図録の執筆、開会直前の展示作業。始まったら毎週の展示解説に来訪者への対応。それはもう八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍です。
そして後輩を支え事業を統括する係長の深い苦悩。とても言葉では言い表せません。

それだけ努力し、集めた展示品ももうすぐまた元のところへ帰って行き、ばらばらとなる。何かあっけない。生まれては消える、こういうのを「諸行無常」というのでしょう。

でもだからこそ、記憶にとどめておいてもらいたいのです。40年後、「新 新・奴国展」があるとすれば、それは市民の皆様のご支持・ご協力の賜物です。

話が重くなってしまいましたが、まだご覧になってない方は、ぜひこの機会に足を運んでください。それが「新・奴国展」に関わった博物館職員一同の「切なる願い」です。

※ 八面六臂…8つの顔と6本の腕。転じて一人で多方面にめざましい活躍をすること。

学芸課:木下

2015年12月4日金曜日

アンケートに答えて志賀島に行こう!

新・奴国展から、オトクなお知らせです!

新・奴国展をご覧いただいた後に、下記のアンケートにお答えいただくと、抽選でバスチケットと、志賀島ならではの体験が無料で味わえるチケットを抽選で5組にプレゼントします。

新・奴国展を楽しんだ後は、アンケートに答えて金印発見の地 志賀島へ行こう!



広報担当:いわさ

2015年12月2日水曜日

ブラタモリ再放送決定★ タモリさんをご案内した本田学芸員と「新・奴国展」を歩く!



ブラタモリ「#17博多」と「#18福岡と鉄道」の再放送が決定しました!前回の放送を見逃した方も、1度見た方もぜひぜひ視聴ください。再放送のスケジュールはこちらです。

#17 博多 12/5 (土)午前10:05~10:50(NHK総合 放送エリア:九州沖縄地方)
#18 福岡と鉄道 12/12(土)午前10:05~10:50(NHK総合 放送エリア:九州沖縄地方)

そして、本日は、タモリさんに博多の街と遺跡をご案内した本田学芸員が、ギャラリートークにて「新・奴国展」の会場をご案内。大勢のお客様にお越しいただき、賑わってます!



「新・奴国展」の展示会場は約1200㎡と、国内の博物館の中でも有数の規模です。展示資料が約600点を数える世紀の特別展ですが、一通り巡ると500m近くの道のりになります。遺跡などからの出土品以外にも当時の風景を実感することができる巨大パネルや遺跡を剥ぎ取った資料などもありますので、ぜひ、二千年前の奴国の時代を歩いて体感してみてください。

次回のギャラリートークはいよいよ最終回!12/9(水)13時30分からを予定しています。もしかしたら、あなたも本田学芸員に会えるかも???

広報担当:いわさ

2015年12月1日火曜日

閉幕まで後12日。新・奴国展はオトクな割引をお使いください!

10月17日に開幕した「新・奴国展」。いよいよ閉幕まで後12日となりました。本日はオトクな割引をお知らせしますので、ぜひ割引を使って博物館へお越しください!

まずはタクシー領収書提示での割引。チケット購入時に領収書を提示いただくと、200円割引となります!みんなでタクシーに乗り合わせれば、タクシー代もモトがとれちゃいます!



そして、クリスマスイルミネーションがと〜ってもキレイな福岡タワーとは、チケット半券による特別割引を実施中。「新・奴国展」をご覧になった後は、福岡タワーで夜景をお楽しみください☆

福岡タワーの情報はこちらから!

広報担当:いわさ


2015年11月27日金曜日

有名歌手来訪の陰で(僕の家族も来館。。。)

今から約1ヶ月前、10月22日木曜日のお昼過ぎ、エレファントカシマシの宮本浩次さんが当館にいらっしゃいました。地元テレビ番組のロケということで、番組をご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

収録の様子
宮本さんは金印がお好きなのだそうで、「新・奴国展」会場の金印を熱心にご覧になっていたそうです。後日には昔私の発掘現場で作業員をしてもらっていた女性の方が、熱烈なカシマシファンで、「どうでしたか?」と私に話を聞きに来られて、驚きました。

そんな周りがちょっと騒いでいるちょうどその時、実家の京都から両親が特別展を見に来てくれていたのです。私にとってはこちらの方が一大イベント(宮本さん、ファンの方、どうもすみません!)。^^;

自分が担当した企画展示(「経塚フロンティア2015」)もあり、父が福岡は初めてということで、呼びました。音声ガイドも使ってくれたようです。売り上げに貢献してもらいました!

展示方法については、色々と改善点を指摘してもらいました。自分では気づかないことって、色々あるものです。「愛のムチ」ということで受け止めます。

父方の親戚が博物館のすぐ近くに単身赴任をしていて、よく博物館やとなりの図書館を利用しているのを知ったのは、ごく最近のことです。

どうぞみなさん、休日は家族・親戚・友人その他、多くの方を誘って福岡市博物館へ!!!




学芸課:木下

2015年11月26日木曜日

新・奴国展 図録 絶賛発売中★



金色のゴージャスな表紙がポイントの、新・奴国展の図録。1冊2,500円と少しお値段がはりますが、内容も充実しており決して損はさせませんよ!


天神のジュンク堂書店・福岡店では、3階(人文書コーナー)に「新・奴国展」図録コーナーを設置し、販売をしていただいてます!!!

現在、申込み受付中の「第3回福岡検定」では、「新・奴国展」からも問題が出される予定なので、図録で予習して、展示にも足を運べば、試験対策はばっちりですよ★

ちなみに、福岡市文化芸術振興財団のホームページからも購入いただけます。金印グッズもありますので、こちらもチェックしてみてください~。

広報担当:いわさ

2015年11月21日土曜日

チョコレートショップ佐野社長プロデュース「チョコレートで鋳造体験!」を開催しました★

福★おかし博物館では、本日から23日(祝・月)まで「チョコレートで鋳造体験!」ワークショップを開催しています。

初日の様子を簡単にご紹介します♪
まずはチョコレートショップ佐野社長がお手本。子ども達の視線がすごいんです!



いよいよ実際にチャレンジ。まずは金印の型にチョコレートを流しこみます!この金印の型は、本田学芸員が自作したシリコン製。佐野社長からも、「スゴイ!」とお褒めの言葉を頂きました!



鏡の方は、直径22.6cmの円型にチョコレートを流し込みます〜。こちらの型も本田学芸員のオリジナル!



チョコレートを流し込んだら、チョコフレークやナッツで飾りづけ☆


しばらく冷蔵庫で冷やして、固めます。しっかり冷やすのが大事なんです!
この冷やしている間を使って、「新・奴国展」を観覧し、本物の金印、銅鏡を見にいきます。



30〜40分でチョコレートが固まります。
金印は、「印の部分」と「持ち手の部分」を別々に作るので、チョコレートで接着!


鏡チョコは周辺から、慎重にはがしていきます。

 

慎重に、慎重に。。。キレイにはがせそうです!


最後は、全員で記念撮影!
こどもだけでなく、大人も笑顔がいっぱいのワークショップでした☆
明日、明後日の参加者のみなさん、お待ちしてますよ〜。





「新・奴国展」もよろしくお願いします!



広報担当:いわさ


祝✩一万人!!

新・奴国展の来場者が昨日一万人となり、記念式典が行われました。記念品として図録とともに「金印チョコと鏡チョコレート」が贈呈されました。このチョコはワークショップでもお世話になるチョコレートショップ様にお願いして作製していただいた特注品!!
チョコに金粉をまぶした「金印チョコ」は、会心の出来でした。残念ながら店頭では販売していない「金印チョコ」。本日からのワークショップでも製作しますので、乞うご期待!!



広報担当:佐々木


2015年11月19日木曜日

申込み終了しました「チョコレートで鋳造体験!」



絶賛募集中のワークショップ「チョコレートで鋳造体験!」ですが、いよいよ申込〆切が後1日と迫ってまいりました。昨日時点での残枠をお知らせしますので、チェックしてください!この機会を逃すと、次はいつ体験できるか分かりませんよー。申込をお忘れなく★

【残定員】
21日(土)午前の部残り1組 午後の部残り45組定員に達しました
23日(月)午前の部残り2組 午後の部残り4組定員に達しました
※22日(日)は定員に達しました。

申込方法の詳細は、こちらをご覧ください!
http://fcmuseum.blogspot.jp/2015/11/blog-post_13.html

広報担当:いわさ

2015年11月18日水曜日

随時更新中!「チョコレートで鋳造体験!」【一部日程募集終了のお知らせ】

前回お知らせしました,「チョコレートで鋳造体験!」ですが,下記の日程が定員に達したため募集を終了いたします。

③ 11月22日 午前の部
④ 11月22日 午後の部


上記日程を第1希望にされていた方で先着にもれた方は,第2希望の日程となりますのでご了承ください。本日から順次ご連絡させて頂きます。

他の日程はまだ空きがございます。ご応募お待ちしています(^O^)/


広報担当:佐々木

2015年11月13日金曜日

福★おかし博物館 チョコレートショップ佐野社長プロデュース「チョコレートで鋳造体験!」開催日決定!


大変ながらくお待たせいたしましたが、ようやく「チョコレートで鋳造体験」の開催日程が決まりました!

3連休の11月21日(土)・22日(日)23日(月・祝)の3日間、いずれも午前・午後と合計6回のワークショップを開催しますよ~。今回も進行をしていただくのは、博多のチョコのはじまりどころチョコレートショップの佐野社長さん。最高の素材と軽快なトークで、参加者を引き込んじゃいます★

定員は各回とも2名1組の10組です。親子でも友だち同士でも大丈夫ですが、中学生以下のみでの参加はできないのでご注意ください。(保護者の方がご一緒であれば、子ども2名の参加もOKです!)

参加費は、1人あたり500円+新・奴国展観覧料と超オトク。しかも中学生以下は、観覧料が無料なので500円のみ♪応募方法をよくお読みになってお申込みくださいね。

申込〆切は、11月2017日()午前11時までです!
(申込期間を延長しました。各回とも先着10組まで。申し込み多数の場合は、抽選にて参加者を決定しますが、抽選に漏れた場合も、他の回への調整を行い確認の連絡をさせていただきます。)

福★おかし博物館 開館時のワークショップの様子はこちらをご覧くださいませ。
http://fcmuseum.blogspot.jp/2015/10/blog-post_18.html

チョコレートショップのページ
http://www.chocolateshop.jp

多数のお申込みをお待ちしています~。

★応募方法
参加者2名のお名前・住所・年齢・性別・連絡先(電話番号・FAX 番号・E-mail アドレス)などの必要事項と、参加希望日時の番号(第1 希望と第2 希望まで)を明記の上、下記のアドレスにメール、またはFAX にてお申し込みください。(参加者2名とも子どもの場合は、保護者の方のお名前もご記入ください)

★申込先
福岡市博物館 新・奴国展ワークショップ係 
E-mail:fcmuseum@city.fukuoka.lg.jp
FAX :092-845-5019

広報担当:いわさ

2015年11月12日木曜日

奴国のライバル「伊都国」

国内最大級の鏡(直径46.5cm) 国宝「内行花文鏡」(糸島市平原遺跡)文化庁所蔵

福岡平野周辺の「奴国」と糸島平野周辺の「伊都国」。この隣り合う二国は弥生時代の先進国であり、日本のツートップであった時代があります。奴国と伊都国は競合関係にあったと考えられますが、考古資料からは両者の連帯関係がみえるものも少なくありません。奴国のことを理解するためには伊都国をはじめ、周辺地域の状況も知っておく必要があります。

特別展『新・奴国展−ふくおか創世記−』では、奴国のみならず、王墓をはじめとする伊都国の資料も多く展示しております。また、この展覧会を通して、現在の奴国(福岡市)と伊都国(糸島市)の絆も深まり、連携企画が実現しました!

11月15日を伊都国Dayと銘打ち、当館にて糸島市さん主催の下記のようなイベントを実施いたします。また、午後には伊都国歴史博物館で弥生時代の特別展を多く企画された岡部先生をお招きし、伊都国の遺跡と歴史について詳しく語っていただきます!

【イベント案内】
11月15日(日)は伊都国Day (『新・奴国展』関連 連携企画)

●ワークショップ「勾玉・鏡づくり体験」(伊都国歴史博物館主催)
鋳型と低融点金属を使った鋳造体験をおこないます。
場所:博物館2階 多目的研修室 
時間:午前の部(11時から)/ 午後の部(14時から)
定員:午前、午後とも約5組まで(約10人)
参加料(材料費):鏡づくり1人2,000円、勾玉づくり1人 700円

●特別講演会『伊都国発掘物語』岡部裕俊氏(伊都国歴史博物館)
場所:博物館1階 講堂 
時間:13:30〜15:00(受付12:30〜)
※申込不要(定員240名) 

●糸島市PR展示「糸島秋冬コレクション」
場所:博物館1階 グランドホール
時間:10:00〜15:00頃

学芸課:森本

2015年11月6日金曜日

新・奴国展 ギャラリートークのひとまく



「新・奴国展」では毎週水曜日の午後1時30分から1時間程度のギャラリートーク(展示解説)を行っています。11月4日は私・木下の当番でした。

お客様は10人程度。どこから来られるかわからないので、最初に伺ってみました。すると長崎・名古屋、そして私の地元・京都の方が偶然いらっしゃいました。意外に遠方から来ていただいているのだなあと実感できました。

解説終了後声をかけていただいた京都の方は、京都府埋蔵文化財調査研究センターの発掘作業員さんで、城陽市で3世紀、邪馬台国時代の大溝が発見されたという最新情報や、学生時代私が府のセンターでお世話になっていたことなど、話が弾みました。「実際に見てみないとわかりませんね。」と物量の多さにも感嘆されていました。

 私も「九州のすごさ」を実感した関西人の一人です。
北部九州でも遠く名古屋近隣の東海系土器が出土していますし、長崎県の壱岐・対馬は列島と大陸を結ぶ重要ルート。お客様のことがわかるとそういう話ができる。

ギャラリートークは聞いていただく側にも説明する側にも「お得な時間」なのかもしれません。

学芸課:木下(ギャラリートークでお待ちしています)

2015年11月1日日曜日

元祖と新 二つの「奴国展」

今から40年以上前の1972年、福岡市が政令指定都市になりますが、それを記念して開催された特別展が『奴国展』でした。今回の展覧会名称に「新」を冠しているのはそのためです。

「元祖」奴国展はまだ福岡市に博物館がない時代で、百貨店で開催されていますが、当時としては空前の規模の展覧会でした。その企画担当者が夕刊フクニチ新聞報道部の記者であった板橋旺爾氏(西南学院大学、元読売新聞西部本社編集委員)です。氏は『奴国発掘』という連載記事を一冊にまとめた本も出されています。

「元祖」奴国展(左)と新・奴国展(右)

さて、今度の11月3日には『奴国シンポジウム』を開催いたします。奴国について様々な視点からお話しいただく4本の講演のほか、板橋氏にコーディネートいただいてパネルディスカッションをおこないます。文化の日に、日本の原点にも通じる奴国の文化について考えてみましょう。

【イベント案内】
開館25周年記念特別展関連企画

『奴国シンポジウム』
平成27年11月3日(火・祝) 福岡市博物館講堂 申込不要(定員240名) 受付9:30~

○ご挨拶と趣旨説明(10:00~10:15)
有馬学(福岡市博物館館長)

□講演1(10:20~11:10)
下條信行氏(愛媛大学名誉教授)       「東アジアと奴国」

□講演2(11:10~12:00)
深澤芳樹氏(奈良文化財研究所・天理大学)  「弥生文化と奴国」

●昼休み(12:00~13:00)

□講演3(13:10~14:00)
常松幹雄氏(福岡市文化財部)        「奴国発掘」

□講演4(14:00~14:50)
吉田佳広氏(春日市教育委員会)       「奴国の首都」

●休憩(14:50~15:00)

■パネルディスカッション(15:00~16:30)
コーディネーター 板橋旺爾氏(西南学院大学・元読売新聞西部本社編集委員)

学芸課:森本

2015年10月31日土曜日

私が関わった遺跡・出土品(新・奴国展担当より)

「新・奴国展」に出品中の福岡市内出土品は、そのほとんどが市内各所の建設工事に先立ち行われた発掘調査で出土したものです。福岡市には40人を越える埋蔵文化財専門職員がおり、日々調査を担当しています。展示品のそれぞれには各職員の調査時の「思い出」が詰まっています。

私が関わったのは元岡桑原遺跡群出土の木製琴板とワイングラス形漆器です。川辺から数千箱分におよぶ弥生土器の破片とともに出土しました。出土するのはそれまで全く見たことのないものばかり。「奴国」の品物ではありませんが、弥生九州の力のすさまじさをまざまざと見せつけられたような、強烈な印象を受けたことを覚えています。

ワイングラス形漆器

木製琴板

今回の展示品も500点近い圧倒的な物量ですが、実はごく一部に過ぎません。いかに九州はすごいのか、発掘調査に協力してくださったみなさんの思いとともに、実感してみてください。

学芸課:木下

2015年10月29日木曜日

この秋は「奴国」が熱い!(もう一人の担当学芸員より)


ブラタモリ以降テレビに出まくっている本田学芸員にすっかり出番を奪われた担当森本です。私は毎週水曜13時30分からのギャラリートークでがんばってます!

さてさて、おかげさまで開会25周年記念特別展『新・奴国展-ふくおか創世記-』が無事に開幕しました。奴国とは福岡市の歴史的な原点になる約2000年前(弥生時代)の王国ですが、当時の日本をリードする国でもありました。今回の特別展では約600点の展示資料から奴国とその激動の時代にせまっております。そして11月3日には「奴国シンポジウム」を開催いたします。

秋は各地の博物館で特別展や企画展が目白押しのシーズンでありますが、佐賀県の吉野ヶ里歴史公園さんの特別企画展でも奴国を特集していただいております。奴国の文化は北部九州のみならず日本の原点に通じるところがありますので、このような世紀の機会にぜひ奴国を知っていただきたいと思います。


2つの奴国展のチラシ

さて、2つの奴国展を通じて、吉野ヶ里歴史公園さんと連携イベントを実施することになりました。下記のとおり10月31日(土)に吉野ヶ里歴史公園さんの体験プログラムの中でも大人気のワークショップを開催いたしますので、是非ご参加ください。
 
【イベント情報】
吉野ヶ里Day 弥生人体験ワークショップ
吉野ヶ里歴史公園さんの出前体験イベントを実施いたします。弥生時代の組紐づくりを体験してミサンガやストラップを作成してみませんか。
10月31日(土)グランドホールにて10時から(15時頃まで)。申込不要ですが先着60名までで参加費100円となります。

学芸員 森本

2015年10月28日水曜日

今夜28日(水)深夜0時15分からの「ドォーモ」にブラタモリの学芸員コンビが出演します☆

ブラタモリでタモリさんをご案内してから、様々なメディアに登場している福岡市博物館学芸員コンビ本田&宮野。今夜 深夜0時15分からのKBCテレビ「ドォーモ」に出演します☆

今回は、ロックミュージシャン エレファントカシマシの宮本浩次さんをご案内。現在、開催中の「新・奴国展」で国宝 金印をご覧いただき、その後 「福岡城」をご案内しました!

宮本さんは「金印『漢委奴国王』に男のロマンを感じる」とか。漢と書いて、漢(おとこ)★ぜひ番組もチェックしてください!
http://www.kbc.co.jp/tv/duomo/

収録の様子をちょこっとだけ公開。マイクに隠れているのが宮本さん。


宮本さんがご覧になられた「新・奴国展」は絶賛開催中!ぜひ足をお運びください~。


宮本さんにお会いしたかった広報担当:いわさ