国内最大級の鏡(直径46.5cm) 国宝「内行花文鏡」(糸島市平原遺跡)文化庁所蔵 |
福岡平野周辺の「奴国」と糸島平野周辺の「伊都国」。この隣り合う二国は弥生時代の先進国であり、日本のツートップであった時代があります。奴国と伊都国は競合関係にあったと考えられますが、考古資料からは両者の連帯関係がみえるものも少なくありません。奴国のことを理解するためには伊都国をはじめ、周辺地域の状況も知っておく必要があります。
特別展『新・奴国展−ふくおか創世記−』では、奴国のみならず、王墓をはじめとする伊都国の資料も多く展示しております。また、この展覧会を通して、現在の奴国(福岡市)と伊都国(糸島市)の絆も深まり、連携企画が実現しました!
11月15日を伊都国Dayと銘打ち、当館にて糸島市さん主催の下記のようなイベントを実施いたします。また、午後には伊都国歴史博物館で弥生時代の特別展を多く企画された岡部先生をお招きし、伊都国の遺跡と歴史について詳しく語っていただきます!
【イベント案内】
11月15日(日)は伊都国Day (『新・奴国展』関連 連携企画)
●ワークショップ「勾玉・鏡づくり体験」(伊都国歴史博物館主催)
鋳型と低融点金属を使った鋳造体験をおこないます。
場所:博物館2階 多目的研修室
時間:午前の部(11時から)/ 午後の部(14時から)
定員:午前、午後とも約5組まで(約10人)
参加料(材料費):鏡づくり1人2,000円、勾玉づくり1人 700円
●特別講演会『伊都国発掘物語』岡部裕俊氏(伊都国歴史博物館)
場所:博物館1階 講堂
時間:13:30〜15:00(受付12:30〜)
※申込不要(定員240名)
●糸島市PR展示「糸島秋冬コレクション」
場所:博物館1階 グランドホール
時間:10:00〜15:00頃
学芸課:森本
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