2018年9月17日月曜日

정토 규슈-규슈의 정토교 미술-



사상 최초! 규슈 지방의 정토교 미술전. 불상도 다수 전시. 




사람은 죽으면 어떻게 될까? 지옥에 떨어지면 어떡하지누구나가 한번쯤은 품었던 적이 있을 불안. 그리고 될 수 있으면 정토에서 다시 태어나고 싶다는 바람은 아미타여래에게 구원을 바라는 신앙과 이어져 다양한 정토교 미술을 탄생시켰습니다. 규슈의 정토교 미술을 소개하는 전람회는 지금까지 오이타현이나 구마모토현 등에서도 열렸습니다. 그러나 규슈 전체의 규모로 열리는 전람회는 이번이 처음입니다. 최근의 조사에서 발견된 아미타여래상이나 내영도, 처참한 지옥도, 그리고 장엄한 극락정토의 모습을 그린 만다라, 그 외에도 절 외부에 처음으로 공개하는 작품도 다수 있습니다. 부디 알려지지 않았던 규슈 정토교 미술의 세계를 느껴보시길 바랍니다.


압권! 가로세로 약 4m의 거대 만다라가 등장!


현재 교토시 히가시야마구의 젠린지林寺에 소장되어 있는 <다이마 만다라当麻曼荼羅>, 가마쿠라鎌倉 시대 후기인 1302년에 제작되어 한 때 히고肥後(지금의 구마모토현)의 만젠지満禅寺라는 절에 있던 탱화입니다. 나라奈良의 다이마지当麻寺에 있는 관경변상도観経変相図를 베낀 것으로, 극락 정토에서 설법하는 아미타여래와 많은 보살들의 모습이 그려져 있습니다. 이번에 이 만다라가 처음으로 규슈에 귀향합니다. 다이마지의에 원조 만다라와 거의 같은 가로세로 약 4미터의 크기로, 한 장의 비단천에 아미타여래가 있는 극락 정토의 모습이 그려져 있습니다. 그 앞에 서면 분명 극락 정토에 왕생해 있는 감각을 맛볼 수 있겠지요.


강렬! 나카시마 키요시中島潔 씨의 지옥 애니메이션!


순진한 어린이들의 모습을 그린 작품 등으로 알려진 나카시마 키요시 씨. 그는 규슈 사가현 가라쓰시와도 인연이 있습니다. 본 전람회장에서는 나카시마 씨가  제작한 애니메이션 작품 지옥심음도<地獄心音図じごくこころねず>을 공개합니다. 지옥에 떨어진 주인공, 고타로의 영혼이 구제되기까지의 처참하면서도 아름다운 이야기를 감상해 주시기를 바랍니다. 그 외 기간중에는 유명 연예인의 토크쇼, 강연회, 일본 전통 옛날 이야기, 담당 학술원에 의한 갤러리 토크 등 다양한 관련 이벤트가 마련되어 있습니다.


기본 정보
전시회명 : 특별전 <정토 규슈규슈의 정토교 미술>
시기 : 2018 9 15()~11 4()
회장 : 후쿠오카시 박물관 특별전시실 A, B
주최 : 후쿠오카시 박물관, 니시닛폰신문사, TVQ규슈방송
조성 : (공재)후쿠오카문화재단
특별협력 : 학교법인 지쿠시여학원
개관시간 : 오전 9 30~오후 5 30(입장은 오후 5시까지)
휴관일 : 매주 월요일(월요일이 공휴일, 대체휴일인 경우 그 다음날)
관람료 : 일반 1,300(1,100), 고등, 대학생 900(700), 중학생 이하 무료
()안은 예매, 20명 이상의 단체 및 만 65세 이상(실버 수첩 등의 연령을 증명할 수 있는 것을 제시)의 할인 요금.
신체장애자수첩, 치료 양육 수첩, 정신 장애자 보건복지 수첩(이상의 수첩을 제시한 사람의 간호자 1명을 포함), 특정 질환 의료 수급자증, 선천성 혈액 응고인자 장애 등의 의료 수급자증, 소아 만성 특정 질환 진료증을 제시할 경우 무료.
814-0001 후쿠오카시 사와라구 모모치 3-1-1 후쿠오카시 박물관
TEL 092-845-5011 FAX 092-845-5019
박물관 홈페이지 : http://museum.city.fukuoka.jp/

Kyushu,The Pure Land -The Pure Land Buddhism Art of the Kyushu Region-




Is there life after death? People have been asking this question for centuries. Is this just man's curiosity if indeed there is life after death? Or is this a secret wish that there could be a better life beyond death? This wish is manifested in the worship of Amithaba, the celestial Buddha. In their longing to be reborn in a pure land where the gods live, people pursued the teachings of Buddhism. The worship of the Buddha is the origin of many forms of pure land Buddhism arts. 


In this exhibition, we feature over 200 pure land art masterpieces from the Kyushu region. The exhibits include a statue of Amithaba, which was discovered as a result of recent research, some paintings on the arrival of Amithaba, ghastly drawings of Hell, sacred Mandala depicting heaven and some other valuable artworks which will be shown to the public for the first time. We invite you to explore the hidden world of pure land Buddhism art in the Kyushu region!


Eccentric! Be thrilled by the spooky animation themed Hell, created by Kiyoshi Nakashima!



Learn what hell is like in the eyes of artist Kiyoshi Nakashima!

Nakashima is known for his drawings of innocent children. In this exhibition, we will be showing an animation film called "Jigoku Kokoronnezu" or the heartbeat of hell. Enjoy the thrilling but beautiful story of Kotaro, a boy went to hell


Date:
September 15 (Sat)-November 4 (Sun), 2018
Closed:
Every Monday (or the following weekday if a national holiday)
Time:
9:30 AM?5:30 PM (Admission until 5:00 PM)

Admission:
Discount for non-Japanese nationals (ID such as passport or residency card required)
Adult 1,300 yen →1,100 yen
HS & College 900 yen →700 yen
Under JHS: Free

浄土九州展ブログ 西方に極楽あり その18:無事オープンしました

9月15日朝、浄土九州展が無事にオープンし、図録も何とか間に合いました。

浄土九州展、開幕です!

無事というのは当然のようですが、昨年の今頃から準備を始めた当事者としては綱渡りの連続の末に迎えることができた「奇跡」、というのが偽らざる気持ちです。

「暗きより 暗き道にぞ入りぬべき 遥かに照らせ 山の端の月」
(暗い煩悩の道に入り込んでしまった私をどうかお月さま、導いてください)

平安時代の歌人、和泉式部が播磨(兵庫県)の書写山に住む聖者・性空上人に送った歌です。歌の意味とは少し違いますが、暗闇の中で何かにすがりたくなる状況は、一から作り上げる展覧会の準備にも似ていて何だか共感を覚えます。

ともかく、まずはこの場を借りてご協力を賜りました多くの方々に心よりお礼申し上げます。

写真は14日の夜、京都・禅林寺の当麻曼荼羅の前で「涅槃の境地」に入る仏像学芸員。

会場ではこんな風に寝転んで見てもらってもかまいません(少し勇気が要りますが)

Posted by 末吉(浄土九州展担当学芸員)

2018年9月11日火曜日

浄土九州展ブログ 西方に極楽あり その17:仏だけに「ぶつぶつ」と・・


今週は仏像学芸員が多忙のため、仏像が代わりにブログを書きました。(ああ、有り難や~)
私が木造如来像残欠である

私は福岡市博物館の収蔵庫で来るべき展示の出番を待っている仏像じゃ。

今では体の部材がバラバラとなり、ほれこのとおり、「木造如来像残欠(もくぞうにょらいぞうざんけつ)」などという無粋な名前で呼ばれておる。

私が造られたのは何しろ今から九百年くらい前のことで、今では自分が何如来だったのかもよく思い出せないほどじゃ・・

そうそう、だんだんと昔の光景が甦ってきたゾ。

当時は華やかな台座や光背があり、立派なお堂に安置され、坊さんたちの読経の中で多くの人々に拝まれていたような気がするのう。

当時はみんな「末法(まっぽう)じゃ」「世も末じゃ」と言って、56億7000万年後に現れる弥勒仏に会って救われるため、それまで阿弥陀如来のいる西方極楽浄土に往生(平たくいえば一時避難かな)しようとしていたのじゃった。

それから時代は移り変わり、お堂も無くなり、いつしか私もこのような姿になったが、やはり人の世というのは変わらぬもので、相変わらず苦しみが多いようじゃ・・

それはさておき、浄土九州展では久しぶりに当時の仲間たちに会えるようで私も楽しみじゃ。

仏(ほとけ)として拝まれないのは少し残念な気もするが、壊れても仏は仏。

もし会場でこんな「つぶやき」を聞いたらそっと手を合わせてほしいものじゃな。
Posted by 木造如来像残欠(?)

2018年9月3日月曜日

浄土九州展ブログ 西方に極楽あり その16:窮鼠猫を拝むの巻

むかしむかし、筑前は博多の萬行寺(まんぎょうじ)という大きなお寺であったお話。

ある夏の日暮れのことじゃった。住職が飼っていた三毛猫のところに急に鼠が一匹出てきて、猫とばったり鉢合わせしたそうじゃ。

萬行寺蔵「猫鼠之図」(見つめ合ったまま動かない二匹)
二匹はしばらく互いに見つめあったままじっとしていたそうじゃが、そのうち鼠が猫に近寄って何かを話すように口を動かし、中腰になって片手で拝むような仕草をしたそうじゃ。すると猫は一声鳴き、鼠は頭を地に着けてまた片手で三度まで猫を拝んだそうじゃ。


萬行寺蔵「猫鼠之図」(片手で猫を拝む鼠)
そして今度は、鼠が両手を合わせて二度猫を拝み、また猫は一声鳴いたそうじゃ。そのあと二匹は別れてどこかへ行ってしまい、二度と帰らなかったそうじゃ。

昔から子を身ごもった鼠は猫といえども喰わずというが、それにしても珍しいことなので、住職はその出来事を絵師に頼んで残すことにしたそうじゃ。

以上は、萬行寺に伝わる宝永6年(1709)の「猫鼠之図(ねこねずみのず)」に描かれたお話です。今ならとりあえずスマホで動画撮影というところですが、300年前の何気ない日常の出来事が見られるのは博物館だけって、皆さん知っていましたか?

あ、それから浄土九州展の出品一覧(展示替え予定付)をアップしましたので、ご来場の際は確認してお越し下さいね。
http://museum.city.fukuoka.jp/exhibition/pure_land.html

Posted by 末吉(浄土九州展担当学芸員)

2018年8月31日金曜日

9月18日(火)城南市民センターにて特別展「浄土九州」講演会が開催されます

9月18日(火)城南区役所主催「城南市民カレッジ講演会 Vol2」が開催されます。今回は、当館の特別展「浄土九州」がテーマ。学芸員ブログ「西方に極楽あり」絶賛連載中、末吉仏像担当学芸員が展覧会の魅力をたっぷりとお届けします!




講演テーマ:浄土九州 西方に極楽あり ~九州の浄土教美術~
講師:末吉武史(福岡市博物館主任学芸員)
日時:平成30年9月18日(火) 13:30~15:30
会場:城南市民センター 第一会議室3階 定員90名


参加ご希望の方は、9月11日までに「氏名、電話番号」をご記入の上、下記申し込み先へお申し込みください。
※手話通訳が必要な方は申し込み時に連絡ください。


(お問い合わせ/申し込み先)
城南区生涯学習推進課
〒814-0192 城南区鳥飼6-1-1
TEL 833-4043 FAX 822-2142
メール gakushu.JWO@city.fukuoka.lg.jp

Posted by:高村

2018年8月28日火曜日

浄土九州展ブログ 西方に極楽あり その15:髪と紙のアナロジー

展覧会のオープンまであと半月ほどになりました。そろそろ図録は手を離れますが、これからは作品集荷や展示作業がぎっちり詰まっています。いったい誰が200点にも及ぶキャプション(展示品の解説)を書くのでしょう?こんな時こそ重宝するのが持ち前の「鈍感力」や「現実逃避力」ですね。

・・さて、正気を取り戻して仏教美術のお話を少々。誰でも忙しくて髪を切りにいく時間がなくて、頭がボサボサになることってありますよね。実は、仏さまも同じだったというお話です。

行橋市・安楽寺 五劫思惟阿弥陀如来坐像(鎌倉時代)

今回展示する行橋市・安楽寺の五劫思惟(ごこうしい)阿弥陀如来坐像は高さ20センチほどのかわいい阿弥陀さまですが、頭の螺髪(らほつ)がやけに盛り上がっています。大分市・片島下区の像になると、ほぼアフロ状態ですね。いったいなぜこんな髪型になってしまったのでしょうか?

大分市・片島下区 五劫思惟阿弥陀如来坐像(室町時代)

『無量寿経(むりょうじゅきょう)』によると阿弥陀如来は悟りを開く前は法蔵菩薩(ほうぞうぼさつ)と呼ばれていたそうです。法蔵は世の中の人々を救うにはどうしたらいいか、それはそれは長い時間考え続けていました。そしてついに悟りを開く頃にはなんと5劫(こう)という時間が過ぎていたのです・・。
劫というのは仏教の時間の単位です。どれほどの長さかというと、巨大な岩山の表面を男が100年に1回やわらかい布で払ったとして、岩山がすり減って完全になくなってもまだ1劫は終わっていない、という気の遠くなる時間だと仏典には説明されています。億劫(おっくう)という言葉もここからきています。

阿弥陀さまはその5倍の時間修行をした結果、髪の毛がアフロになったというわけですね。つまり、髪の量は修行の時間の長さを視覚的にあらわしていることになります。

ここまで書いてふと気がつきました。実は我が学芸課の中にも何名か法蔵菩薩がいるんじゃないかと。

法蔵菩薩の机
うず高く積み上がった髪ならぬ紙の山!人がどこにいるのかわからないほどです(時々山崩れが起きます)。これを見るとうちの学芸員が、いかに社会の役に立つべく長い時間努力をしていることが一目瞭然ですね。

でもたまには掃除したほうがいいと思うよ。

Posted by 末吉(浄土九州展担当学芸員)