2021年1月25日月曜日

#みんなでふりかえる福岡市博物館の思い出 エッセー ミソノ さん

 初めてへし切長谷部を見に福岡市立博物館に行った時にとても感動しました。
 元々刀剣乱舞のキャラクターの元になったかたなを見に行ったら、そのかたなのファンになりました。
 刃文の皆焼がとても美しく、そして力強い大きさ。へし切長谷部が国宝と言われて納得しました。


 2017年、2018年の1月にへし切長谷部を見に福岡市立博物館に行きました。
 自分が関西住まいということもあり、その後に京都国立博物館での展示にもほぼ毎週通ってへし切長谷部に会いに行きました。


 2019年の侍展で私のイチオシを書かれた方みたいに素晴らしい感想でなくてすみません。
 言葉に現せないくらい綺麗で大好きなかたなを大切にしてくれて、それを見せてくれてありがとうございます。


 今年は見に行けませんでしたが、来年こそはそちらに伺います。


2021年1月19日火曜日

#みんなでふりかえる福岡市博物館の思い出 エッセー 茨城県水戸市 30代女性

 わたしが福岡市立博物館を訪れたのは今のところ一度きり、博多の陥没事故があり、たまたま取れた茨城空港発福岡空港行きの便が安かったからだった。

 「がんばろう熊本!」のバスが走る福岡市は、水戸市と違い、男の人が道を譲る世界で、面食らった。


 水戸では、女は男に道を譲るのが当たり前の世界。長谷部くんが紳士的なのは、福岡市にいるからなのだと納得した。


 日本号、へしきり長谷部と来て、印象的だったのは、たまたま観た展覧会で、館長が案内をしているところに居合わせたこと!


 わからない質問がくると気軽に学芸員に尋ねる姿に驚いた。

 博物館で初めて観た光景だった。

 ちなみに、その展示会で見た屏風。撮影禁止のその屏風、それと対になる、非常によく似た絵を、茨城県水戸市の徳川ミュージアムの春の展覧会で見かけ、不思議なこともあるものだと。

 それにしても、接点が見えない。福岡市と水戸市ってつながりあったっけ?!燭台切光忠のあるじとへしきり長谷部のあるじに全く接点が見えない。

 誰か、あの屏風に込められたヒストリー、謎を解明してもらいたいものだ。

 写真を探ってみたが、見つからない。


 狩野派の屏風で、確かあの時、自殺した市川團十郎を導く神様の絵、えっと、なんやっけ、タイル画みたいなけったいな絵を描く人の可愛らしいイラストと、なんか面白い展示ばかりでうっかり、水戸市と違っていつまでも日の高い福岡市の日の光に惑わされ、気がつけば茨城空港行きの飛行機に間に合うかギリギリまでいた。。。

 1日1本しかない飛行機の便なのに、危うくバスを乗り過ごすところだった。
 福岡は広い。そして、福岡市立博物館には今度ゆっくり来よう。

 精神的に疲れたわたしが、大岡越前守みたいに上司にはさみを向けたのは、それから何年も経たない、コロナ禍の前である、2019年のことである。

 役人になってヒリヒリと感じたが、武士というのは精神を病むのが当たり前だったのではなかろうか。

 時代だから、仕方ないとは言え、あそこまで斬りつけるようになるからには、何かしらの理由があったはず。

 そりゃあ、織田信長も茶坊主をへし切るだろう。戦国時代だし。

 ところで、長谷、というのは男性器の古い呼び名で、その名の通り、へし切り長谷部は、男性器を模しているのだろうか、と不思議に思う。


 そう言えば、サザエさんを描いた長谷川町子は確か福岡の出身である。
 長谷というのは、なにかと福岡に縁がある単語なのだろう。


 いつの日か、福岡の地をふたたび訪れる時がきたら、今度はゆっくりと、展示を見てみたい。
 今度は、がいつになることやら。


2021年1月14日木曜日

【Museum Closure Blog 】Mid-winter Greetings from the museum: The pond in front of the museum is now frozen.

The vicinity of the Fukuoka City Museum is now extremely cold due to the cold wave that hit the area for the first time in several years. It snowed intermittently the whole day yesterday (January 8th), and there was a good amount of snow in the museum’s front yard for our neighbors to play in.

And when I looked out from the window today (January 9th), I realized, “Wow, half of the pond turned white!”

Yes, the southern half of the pond, (the part closer to the main road), looked white!

So, I approached the pond and picked up one of the pieces of ice from the edge of the pond. 

The ice was nearly 1 cm at its thickest. 

I took this photo at around 10am. The pond must have been entirely coated in ice in the early morning!

#みんなでふりかえる福岡市博物館の思い出 エッセー とうか さん

 あれは忘れもしない2016年1月。毎年一月恒例のへし切長谷部展示を観るべく、週末を利用して、関東より遊びに来た友人と連れ立って来館しました。

土曜日でこのあとの天気予報は雪とのこと…百道浜周辺は寒いけどそれほど雪が積もるような雰囲気ではありませんでした。

しかし次の日、近年稀にみる大雪。ほかの施設は軒並み臨時休業だったのに、福岡市博物館は開館中!!!

西鉄バスも時間通り来ない中、タクシーの運転手さんに「こんな雪の中、何しに行きよると?!!」と驚かれながらも無事到着。

館内の暖かさにほっとして、前日も観覧した日本号のお部屋(企画展示室2)で、ソファでぼんやり。

シーンとした展示室で、変わらず私たちを迎えてくれる、日本号とへし切長谷部に何故か涙腺が緩んでしまいました。

その節は大雪のなか開館してくださり、本当にありがとうございました。


2021年1月13日水曜日

#みんなでふりかえる福岡市博物館の思い出 エッセー あみたか さん

 昨年の秋、『侍』展のため初めて福岡市博物館に訪れました。


 刀が沢山見られるし、一番好きな直刃の刀も展示されているし、大満足!!
 福岡自体初めてで、美味しいものもいっぱいあるし、今回行ききれない場所もあるからまた来たいけれど、居住地からすこし距離があるため、次の旅行はまだ先の話だなぁ、なんて当初は思っていました。

 あれから1年余り。……今回、既に4回目の福岡旅行です。そしてその度、福岡市博物館は必ず行程に含まれています。
 何故そんなに頻繁に来ているのか。その理由はただひとつ。日光一文字です。

 それまで、私は直刃の刀を好んで鑑賞していました。
 だというのに、『侍』展で初めて見た時、あの波打つような、魂の躍動を表すような重花丁子にどうしようもなく惹かれてしまったのです。
 本当に何度見ても飽きない魅力的な刀で、見る度に血が沸騰するというか、目の奥が熱くなるような、そんな感覚に襲われつつ、閉館ギリギリまで眺めてしまうのでした。

 『未開の地』が、まさか『毎年必ず日光一文字のために訪れる場所』になろうとは。唯一困ったことは、滞在中は毎日博物館が予定に組み込まれるため、あまり他の場所に行けないことでしょうか(笑)。

 次の2月は改修工事中とのことなので、今日しっかりと目に焼き付けておいて、遅くとも再来年の2月、また訪れたいと思います!

2021年1月12日火曜日

#みんなでふりかえる福岡市博物館の思い出 エッセー 小野田 港 さん

 


「ペルシャ黄金獅子の器に」


もう十年以上も前になるだろうか、ペルシャ文明展を観に行った。
 いまでも鮮明に覚えているのは、黄金色に光り輝いている長靴のかたちをした水を容れる器、それには獅子が彫られていた。入場券にもパンフレットにもこの獅子の器が大きく載っていた。


 他にもいろいろ観たと思うが、いまも記憶に残っているのは、この黄金の水差しのみ。
 家に帰って夕食後机にむかって坐っているとき、ふとあの獅子の器はいまごろどうしているのかなあと思った瞬間、映像があらわれてきた。天の川(銀漢)の水が獅子の器にそそがれてゆくではないか。


 銀漢の水を夜ふけにそそぐ音
 ペルシャ黄金獅子の器に
 

この短歌は中津市万葉短歌大会において最優秀賞をいただいた。


2021年1月9日土曜日

福岡市博休館中通信 寒中お見舞い申し上げます。博物館の池が凍りました。

 数年に一度の寒波到来で、福岡市博物館のまわりも冷え込んでいます。

昨日(1月8日)は、一日中、雪が降ったりやんだりで、
博物館の敷地内にも、ご近所の皆さまが、ちょっとした雪遊びを楽しむ程度の積雪がありました。

さて、今日(19日)、ふと館内から前庭を見ると

「池が半分白い……」

前庭の池の南側半分(道路側)が白くみえる

近寄ってみると
池の端から、氷をつまみ上げてみる

厚いところは1㎝近くありそうな氷がはっていました。
この写真を撮ったのは、午前10時まえ。
ひょっとしたら、早朝は、池全体が凍っていたのかもしれませんね。

(学芸課 おーた)