2023年3月17日金曜日

【別冊シーサイドももち】〈029〉開局! よかトピアFM(その4)今日のゲスト 5~6月

埋め立て地にできたニュータウン「シーサイドももち」の、前史から現代までをマニアックに深掘りした『シーサイドももち―海水浴と博覧会が開いた福岡市の未来―』(発行:福岡市/販売:梓書院)。


この本は、博多・天神とは違う歴史をたどってきた「シーサイドももち」を見ることで福岡が見えてくるという、これまでにない一冊です。


本についてはコチラ


この連載では「別冊 シーサイドももち」と題して、本には載らなかった蔵出し記事やこぼれ話などを紹介しています。ぜひ本とあわせてお楽しみいただければ、うれしいです。


過去の記事はコチラ。

1(「よかトピアに男闘呼組がやってきた!」)
2(「ダンスフロアでボンダンス」)
3(「よかトピアの「パオパオ・ロック」とは。」)
4(「開局! よかトピアFM(その1)KBC岸川均さんが育てた音のパビリオン」)
5(「思い出のマッスル夏の陣 in 百道」)
6(「最も危険な〝遊具〟」)
7(「開局! よかトピアFM(その2)1週間の全番組とパーソナリティー」)
8(「ビルの谷間のアート空間へようこそ」)
9(「グルメワールド よかトピア」)
10(「元寇防塁と幻の護国神社」)
11(「よかトピアのストリートパフォーマーたち」)
12(「百道地蔵に込められた祈り」)
第13回(「よかトピアのパンドールはアジアへの入り口」)
第14回(「あゝ、あこがれの旧制高校」)
第15回(「よかトピアが終わると、キングギドラに襲われた」)
第16回(「百道にできた「村」(大阪むだせぬ編)」)
第17回(「百道にできた「村」(村の生活編)」)
第18回(「天神に引っ越したよかトピア 天神中央公園の「飛翔」」)
第19回(「西新と愛宕の競馬場の話。」)
第20回(「よかトピア爆破事件 「警視庁捜査第8班(ゴリラ)」現る」)
第21回(「博多湾もよかトピア オーシャンライナーでようこそ」)
第22回(「福岡市のリゾート開発はじまりの地?」)
第23回(「ヤップカヌーの大冒険 よかトピアへ向けて太平洋5000キロの旅」)
第24回(「戦後の水事情と海水浴場の浅からぬ関係」)
第25回(「よかトピアへセーリング! オークランド~福岡・ヤマハカップヨットレース1989」)
第26回(「本づくりの裏側 ~『シーサイドももち』大解剖~」)
第27回(「開局!よかトピアFM(その3)今日のゲスト 3~4月」)
第28回(「まだまだあった! 幻の百道開発史」)

※ 2023.4.28 一部タイトルを変更しました。





〈029〉開局! よかトピアFM(その4)今日のゲスト 5~6月



1989年に開催されたアジア太平洋博覧会のイベント放送局「よかトピアFM」に出演した豪華なゲストミュージシャンたち。

(その3)では3月・4月に出演したミュージシャンを調べましたので、今回は5月と6月です。

この2か月で22組が出演していました。



では、さっそく5月から。


【5月】

08日 ROLLIE

09日 阿Q

10日 大内義昭

16日 J-WALK

18日 吉野千代乃

18日 谷村有美

23日 SHIHO

25日 安藤秀樹


ゴールデンウィークが終わった5月8日のゲストはROLLIE(ローリー)。のちにTHE COLTS(コルツ)やTHE MACKSHOW(マックショウ)を結成するKOZZY IWAKAWA(岩川浩二)さんとTOMMY KANDA(神田朝行)さんが在籍していたロックバンドです。
ご出演の前年、1988年11月に2ndアルバム『A TOUCH AND GO!』をリリースしていて、出演後の1989年9月にもアルバム『WATCH OUT!』の発売を控えていました。
シングル『ALL NIGHT ALL RIGHT』は、映画『クレージーボーイズ』(松竹/1988年/監督:関本郁夫さん/出演:加藤昌也さん・坂上忍さん・長江健次さん・山本理紗さんほか)の挿入歌にもなっています。
バンドはストレートでポップ、のちのマックショウを思わせるロックンロールな雰囲気もありました。このときすでに岩川さんのよく通る歌声と、神田さんのタイトなベースが目立っています。解散後に結成されたコルツは、スカーフェイスレーベルに所属するなど福岡出身のTHE MODS(ザ・モッズ)とながらく活動をともにしてきましたので、福岡でも人気なのですが、ROLLIE時代によかトピアに来られていたことはあまり知られていないと思います。今回新たな発見でした。


つづく9日は阿Qがゲストです。阿Qは仙台で結成された4人組のバンド。ファンキーな演奏で、エスニックな雰囲気も持つ実力派でした。
ご出演の前年には10月に1stアルバム『MOTHER STANDING』を発売し、11月11日には天神のビブレホールでライブ(マザー・スタンディング・ツアー)をおこなっています。1989年6月にはオーストラリアのパースでレコーディングした2ndアルバム『リレー』をリリースしますので(2ndシングル『ナスティ』も同時発売)、アジア太平洋をテーマとするよかトピアにはピッタリのゲストでした。その後、1990年に活動を休止してしまいましたが、2011年には東日本大震災をきっかけに新しい音源を発表され、オフィシャルサイト「阿Q通信公司」でこれまでの活動のアーカイブを開設されています。このブログでもこの公式サイトを参照しています。


大内義昭さんは北九州市のご出身で、声がとても魅力的なシンガーソングライターです。DU-PLEXやソロとして活動されたほか、小比類巻かほるさんのシングル『Hold On Me』の作曲(1987年発売。作詞は麻生圭子さん)、藤谷美和子さんとデュエットしたシングル『愛が生まれた日』(作詞は秋元康さん、作曲は羽場仁志さん)の大ヒットなど、多方面で活躍されました。
ゲストに来られた1989年はソロの1stアルバム『Back Seat』を発売された年。このアルバムはシティポップの再評価のなかで、もう一度聴きたい曲ばかりです。


16日のゲストはJ-WALK(ジェイ・ウォーク)。
ゲスト出演した1989年は、前年にレコード会社を移籍して、シングルを立て続けに発売していた時期です(4月『勝利者~WINNER~』、6月『それはジェラシー』、12月『ONCE IN YOUR LIFE』)。また、4月にはアルバム『GALE』もリリースされたばかりでした。


18日はお二人のゲストが来られています。お一人目は吉野千代乃さん。1986年にデビューされた歌手です。5月25日にシングル『白い広場』とアルバム『Song Bird』を同時リリースする直前のご出演でした。バラードからアップテンポまで、さまざまなジャンルを歌いこなす確かな歌唱力が魅力のシンガーです。


もうお一方は谷村有美さん。1987年デビューのシンガーソングライターです。ゲスト出演されたタイミングはリリースラッシュのころ。4月7日にシングル『がんばれブロークン・ハート』、6月に3rdアルバム『Hear』、7月にシングル『明日の恋に投げKISS』を発売されています。
ご自身もラジオ番組を持たれており、パーソナリティーとしてもトップ人気でした。出演時は「FUNKY STUDIO 802 MUSIC GUMBO」(FM802)や「谷村有美の気ままにFeel mie」(FM Yokohama)など、このあと長く続けられることになる番組をちょうど始められたばかりのころです。


23日はSHIHOさん。ただ、今回詳細が分からないままでした…。1988年にシングル『Gypsy Queen』(コロムビア)を発売されたSHIHOさんかとも思ったのですが、手元の資料ではゲスト主演されたSHIHOさんはテイチク所属と書いてありますので、どうも違うようです。もしどなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。


25日のゲストはシンガーソングライターの安藤秀樹さん。作詞家として、吉川晃司さんのシングル『にくまれそうなNEWフェイス』(作曲はNOBODY)、『RAIN-DANCEがきこえる』(作曲は佐藤健さん)などのヒットでもよく知られています。5月21日にアルバム『Downtown Hero』を発売されたばかりのタイミングでのご出演でした。


(福岡市博物館所蔵)
「よかトピアFM」のパンフレット。



続いて6月です。6月はけっこうゲストが多いです。


【6月】

01日 真璃子

02日 さとう宗幸

02日 喜屋武マリー(Marie)

05日 De-LAX

07日 DREAMS COME TRUE

08日 大江慎也

12日 キャディラック

13日 南こうせつ

21日 荒木真樹彦(アラキマキヒコ)

22日 POGO

23日 JACO-NELO

26日 松岡直也

28日 Pli:z

29日 スターダストレビュー



6月最初のゲストは真璃子さん。福岡市のご出身です。1986年に歌手デビューされ、当時は所属事務所がとんねるずと同じだったため、とんねるずのお二人からラジオなどでたびたびお名前を聞くことがありました。
出演時は5月に『ふしぎなぼうけん』『セシルの週末』のシングル2枚を立て続けにリリースされたばかり。『ふしぎなぼうけん』はご自身の作詞でした(作曲は松本俊明さん。ちなみに『セシルの週末』は松任谷由実さんの曲のカバー)。デビューされて以降、「オールナイトニッポン(2部)」(ニッポン放送)などのラジオ番組も多数担当されていて、つい先日のオールナイトニッポン55周年記念番組(2023年2月19日の伊集院光さんの回)にもゲスト出演されました。現在も福岡でラジオパーソナリティや歌手としてご活躍です。


2日はさとう宗幸さんがゲストに来られています。シングル『青葉城恋唄』(1978年発売)の大ヒットで有名ですが、俳優としてドラマ『2年B組仙八先生』(TBS)で主演をつとめられたことでもよく知られています(生徒役にはシブがき隊・本田恭章さん(The TOYS →〈027〉)・三田寛子さんらが出演されていました)。現在もご出身の宮城県で、テレビMC・ラジオパーソナリティや歌手として幅広く活動されています。


2日はもうお一方、喜屋武マリーさんも出演されました(現在はMarieさんのお名前で活動)。マリーさんはベトナム戦争時代の沖縄で人気を集めた歌手です。1979年にメジャーデビューされたのち、ふたたび沖縄で「Marie with MEDUSA」を結成して活動されました。マリーさんに取材して連載・出版されたノンフィクション『喜屋武マリーの青春』(利根川裕著)は、1989年6月9日公開の映画『Aサインデイズ』(大映/監督:崔洋一さん/出演:中川安奈さん・石橋凌さんほか)の原作になっています。戦後の沖縄を舞台としたこの作品は、よかトピアがテーマとするアジア太平洋のもう1つの姿を描いたものと言えるでしょう。主題歌はマリーさんの『愛は限りなく』でした。マリーさんのよかトピアFMへのご出演は、まさにこの映画の公開直前のことでした。


De-LAX(デラックス)は宙也さん(Vo)・鈴木正美さん(B)・京極常世さん(Dr)を初期メンバーとするロックバンド。その後、メンバーの入れ替わりやサポートが多いのですが、とにかくそのメンツが豪華。初期には「パーソンズ」の本田毅さん(G)や「戸川純とヤプーズ」の小滝満さん(Key)、のちには「BOØWY」の高橋まことさん(Dr)、「レベッカ」のサポートメンバーだった友森昭一さん(G)、「ローザルクセンブルグ」の玉城宏志さん(G)ほか、個性的なバンドマンが次々と参加しています。それだけに楽曲は高い演奏力でバラエティに富んでいました。それでも宙也さんのボーカルが全然埋もれないところが、バンドの一番の魅力なのでしょう。このときは、シングル『NEUROMANCER』を7月に、同名アルバムを8月にリリース予定のなかでのご出演でした。


7日はドリームズ・カム・トゥルーの登場です。ドリカムのデビューは、1989年3月21日に発売したシングル『あなたに会いたくて』・アルバム『DREAMS COME TRUE』でした。よかトピアは3月17日に開会していますので、開会してすぐのデビューだったことになります。
ゲスト出演直前の6月1日に2ndシングル『APPROACH』を発売して、このときはまだまだ新人としてのキャンペーンでした。『APPROACH』は当時ヒットしていたブラコンを強く意識した曲。特にベースの音やフレーズが印象的です。この後、9月1日には3rdシングル『うれしはずかし朝帰り』(カップリングは『うれしい!たのしい!大好き!』)をリリースし、これを収めたアルバム『LOVE GOES ON…』(同年11月21日発売)はロングヒットしてミリオンセラーになりました。あらためてこう振りかえると、よかトピア閉会は9月3日ですから、ちょうどよかトピアの会期中に、あっという間に人気を得ていったグループでした。


8日のゲストは大江慎也さん。北九州市で結成されたルースターズのボーカルです。ルースターズは1980年にデビューし、福岡市出身の石井聰亙(岳龍)さんが監督した映画『爆裂都市 BURST CITY』(東映/1982年/出演:陣内孝則さん・泉谷しげるさん・町田町蔵(康)さんほか)の音楽にも参加しました(大江さんとドラムの池畑潤二さんはご出演も)。その後、大江さんはルースターズを離れ、1987年にソロアルバムを発売しました。
よかトピアFMへのゲスト出演は、あらたに徳間ジャパンと契約して、アルバム『PECULIAR』を4月25日に発売したばかり。久しぶりの充実した活動が期待された時期でした。

※ルースターズおよび大江慎也さんのソロワークについてはファンサイト「A Young Persons'guide to The Roosters(z)」が大変詳しくアーカイブしています。このブログでも参照させてもらいました。


12日はキャディラックがゲスト出演。ロカビリーやロックンロールに影響を受けたメロディが気持ちよい、3ピース・ロックバンドです。このときは5月25日にアルバム『BLUE MOON』を発売したタイミングでのご出演でした。ただ残念ながら、このあと間もなくして活動を停止しています。結果として福岡のファンにとっては声を聴ける貴重な機会になりました。なお、今はまた活動を再開されています。



(福岡市博物館所蔵)
「よかトピアFM」のTシャツ。


13日は南こうせつさんがご出演。『神田川』のヒットで有名なフォークグループ「かぐや姫」を解散後は、ソロで活動されているシンガーソングライターです。ラジオ「パック・イン・ミュージック」(TBS)・「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)のパーソナリティとしても人気が高く、「おいちゃん」の愛称で親しまれました。
大分県のご出身で、1981年からは毎年夏に2~3万人を集客してオールナイトの夏フェス「サマー・ピクニック」を九州で開催されていたこうせつさんは、福岡でも特に人気の高いミュージシャン。この年も7月29・30日に三井グリーンランド(熊本県荒尾市)で、ANGIE・ZIG ZAG・勝誠二さんといったよかトピアFMにも来局したミュージシャン(→〈027〉)をゲストに迎えて「サマー・ピクニック」を開催する予定になっていました。
こうせつさんのご出演は、翌月にこの大きなイベントを控えたタイミングでした。実はこのゲスト出演のあとも、「おいちゃん」とよかトピア・シーサイドももちとの関係が続いていくのですが、それはまた今度。

※南こうせつさんのご活動は「南こうせつ公式サイト」に詳しくアーカイブされています。このブログでも参照させてもらいました。


21日のゲスト、荒木真樹彦さんは佐賀県ご出身のミュージシャンです。1988年にシングル『1999』でデビューされました。ご出演は2ndシングル『I NEED YOUR LOVE』のリリース直前でした(6月25日発売)。『I NEED YOUR LOVE』はミディアムテンポのシンプルなアレンジで、荒木さんの歌のうまさをじっくりと楽しめる曲です。その後、C.C.ガールズ藤原理恵さんとのユニット「Rie ScrAmble」でもヒット曲を出され、現在も精力的なライブ活動や俳優業で活躍されています。


22日に出演したPOGOは80年代らしいビートパンクのバンド。初期メンバーには「the pillows」「The ピーズ」の佐藤シンイチロウさん(Dr)も名を連ねています。インディーズで高い人気を得たのちにメジャーデビューし、アルバム『THE POGO』(1989年5月25日発売)がヒットしましたが、ゲスト出演はこのアルバム発売の翌月のことでした。
小河原良太さんのしゃがれた声がストレートなビートによく合っていて、バンドブームのなかにあって唯一無二の存在でした。激しいサウンドの一方、実は歌メロはポップで、『不幸な星の下で』『しあわせになりたい』『夜になれば』などインディーズ時代にアルバムに収録した曲も名曲ぞろい。吉田拓郎さんの『たどりついたらいつも雨ふり』といったカバー曲も、自然とバンドになじんでいました。


23日のJACO-NELOは詳細が分かりませんでした…。手元の資料ではクラウンレコードに所属されていたようです。もしどなたかご存知の方いらっしゃったら、ぜひ教えてください。


26日は松岡直也さんが出演されています。松岡さんはピアニストで、ラテン・フュージョンの第一人者。中森明菜さんのシングル『ミ・アモーレ』の作曲・編曲でも有名です。5月25日にはアルバム『SONGS and DAYS』を発売されたばかりでした。おなじみの高橋ゲタ夫さん(B)・木村万作さん(Dr)・和田アキラさん(G)・津垣博通さん(Key)ら凄腕ミュージシャンが参加した作品です。
松岡さんのグループは、8月13日によかトピア会場内のリゾートシアター(→〈001〉)で開かれたコンサート「KDD 001 SOUND COCKTAIL '89」にも出演されました。この公演にはサーカスバブルガムブラザーズ大野えりさんらも出演されて、真夏のシーサイドももちを盛り上げました。


Pli:zは、1988年にデビューして、ラジオ「オールナイトニッポン(2部)」のパーソナリティもつとめた6人組のバンド。1988年7月にシングル『せつなさI・N・G』、同年12月に1stフルアルバム『プリーズ・フロム・プリーズ』を発売しています。そして、ゲスト出演直前にはシングル『君にあいたい』(1989年6月21日)をリリースし、直後には2ndフルアルバム『プリーズ・ペインティング・プリィーズ』(7月1日)の発売を控えていました。ミニアルバムを含めた全5枚のアルバムをリリースしたのちに解散して、1993年にメンバーのうち3人があらたに「BLOW」を結成されました。初期はアイドルっぽさを感じる曲も多いのですが、空間系のエフェクターサウンドのギターが80年代っぽくて、リズムもタイト、演奏力が高いかっこいいバンドでした。


6月最後のゲストはスタレビ。4月3日に続いて、まさかの2回目のご登場です(→〈027〉)。シングル『夏のシルエット』が5月25日に発売されたタイミングでの再出演でした。さらには7月10日にはアルバム『In The Sun, In The Shade』のリリースも控えていました。




5月・6月は九州出身のミュージシャンの出演も多く、九州全体で取り組んだよかトピアを盛り上げています。

5月のゲストが少なく、明らかにゴールデンウィークをはずしているようにも見えますが、5月4日には15万人超えの入場者を記録していますので、ゲストを迎えるのを控えたのかもしれません。


ゲスト編を書き始めたときには、こんなに長くなるとは思わなかったのですが、出演者の豪華さに驚きながら、そこには時代をよく表す部分もあったりして、このような連載になってしまいました…。最後の7~9月はまた今度。


【参考文献】

・『アジア太平洋博ニュース 夢かわら版'89保存版』((株)西日本新聞社・秀巧社印刷(株)・(株)プランニング秀巧社企画編集、(財)アジア太平洋博覧会協会発行、1989年)

・『アジア太平洋博覧会―福岡'89 公式記録』((株)西日本新聞社編集製作、(財)アジア太平洋博覧会協会発行、1990年)

・『radio MOMO よかトピアFMの記録』(FMよかトピア事務局、1989年)

・『よかトピアFMタイムテーブル』VOL1~3((財)アジア太平洋博覧会協会)


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Written by はらださとしillustration by ピー・アンド・エル


※ 2023.4.28 タイトルを変更しました。

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