浄土九州展、開幕です! |
「暗きより 暗き道にぞ入りぬべき 遥かに照らせ 山の端の月」
(暗い煩悩の道に入り込んでしまった私をどうかお月さま、導いてください)
平安時代の歌人、和泉式部が播磨(兵庫県)の書写山に住む聖者・性空上人に送った歌です。歌の意味とは少し違いますが、暗闇の中で何かにすがりたくなる状況は、一から作り上げる展覧会の準備にも似ていて何だか共感を覚えます。
ともかく、まずはこの場を借りてご協力を賜りました多くの方々に心よりお礼申し上げます。
写真は14日の夜、京都・禅林寺の当麻曼荼羅の前で「涅槃の境地」に入る仏像学芸員。
会場ではこんな風に寝転んで見てもらってもかまいません(少し勇気が要りますが) |
Posted by 末吉(浄土九州展担当学芸員)
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