9月7日(土)から開催の特別展「侍~もののふの美の系譜~」の鑑賞ポイントを学べる講座と、面白かっこいい福岡おもてなし武将隊の演舞がセットになっている、なんとも贅沢なイベントです。
当日はちょうどミュージアムウィーク最終日。また、大好評のジブリ展も開催中ということもありたくさんのお客様に来ていただきました。
当日会場にて前売り券を購入してくださったお客様限定!官兵衛様が直々に似顔絵を描いてくださるサービスが・・!
軍師としての才能だけではなく、画才もあったなんて・・さすが一国一城の主!早速長蛇の列ができています!さてその腕前の程は・・?こっそりお客様に見せていただきました♪
うーん、コメントに困るでござるよ・・ |
和やかなふれあいタイムの後は、いよいよイベント本番。武将隊による華やかな演舞に、日本号・圧切長谷部にまつわる逸話の実演と,大変楽しいステージとなりました。
そして第二部!講演会「侍展のたのしみかた」
講演会は、侍展の公式チラシを資料に進行。(公式チラシは以下のリンクからダウンロードが可能です)
http://museum.city.fukuoka.jp/exhibition/pdf/samurai.pdf
約1000年前登場したに大鎧・日本刀は、馬に乗って矢を射るときに適した形にデザインされていたそうです。
こちらの大袖は 牛の皮でできており、その重さなんと片側2.1kg!当時の大鎧は
胴回りは20kg、兜は5kgもある大変重いものだったようで、当時もののふたちは大変苦労したことでしょう・・
こちらは、軍師官兵衛が着用していた鎧のレプリカです。この時代の鎧は軽く、実用性に優れたものになっていたよう。兜にも紙などの素材が用いられており、軽量化が進んでいたようです。
ここで堀本学芸員からおもてなし武将隊にクレームが・・
「圧切長谷部の逸話の実演にはちょっと間違いがありましたね・・!」
ということで、修正バージョンにチャレンジ!
圧切長谷部は茶坊主を膳棚ごと圧切った、のではなく、棚の下に刀を差しいれ、その重さだけで”圧切った”というのが本来の由来なのだそうです。勉強になります!
侍展への期待感が高まる、大変興味深い講演会でした。
福岡市博物館では、今後も侍展関連イベントを多数企画しています!詳しくは以下のHPをご確認ください。
http://museum.city.fukuoka.jp/exhibition/samurai.html
Posted by 広報
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