この最新号である24号が少し前に発行になりましたので、内容についてちょこっとご紹介いたします!
どどん この趣ある建物がなんなのかは、ぜひ誌面でご確認くださいね |
福岡の難読地名のひとつに数えられそうですが、JR筑肥線の周船寺駅があるため、ご存知の方も多いでしょう。この周船寺駅、じつは福岡市でいちばん西にある鉄道駅でもあります。おとなりの糸島市や糸島以西から福岡に通勤・通学されている方にとっては、福岡の玄関口という印象が強いのではないでしょうか(ちなみに市内でいちばん東の鉄道駅は、JR香椎線の土井駅です)。
周船寺はこのJR筑肥線に、国道202号線と福岡前原道路が並走し、県道56号線が交差するクロスポイントです。
福岡市西域の交通の要衝 |
鉄道の敷設以前の江戸時代からも、周船寺は東西に走る唐津街道ぞいに位置し、曲渕・佐賀へと続く南北の道が交差する交通結節点でもありました。現在の姿は、この系譜を引き継いだものと言えます。
「市史だより Fukuoka」24号では、周船寺というこの謎めいた地名の来歴や、交通網の発展、産業の変化、福岡市との合併といった足跡について触れています。
九州大学の移転にともない、新しい集合住宅が増えているエリアですが、一方では今でも街並みのそこここに古い面影をのこす街・周船寺の歴史を、一緒にたどってみませんか。
地域の方々に大切に祭られている伊覩神社(いとじんじゃ) |
「市史だより Fukuoka」最新号は、福岡市博物館1階のグランドホールほか、各市立図書館、各区役所、各区市民センターなどで配布しています(在庫限りとなります)。
『新修 福岡市史』ホームページでは、PDFファイルでご覧いただくこともできますので、どうぞご利用ください。
●『新修 福岡市史』ホームページ https://www.city.fukuoka.lg.jp/shishi/
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