バンザイ(蓋付花器)/作品番号86 & 縮緬地桐鳳凰模様振袖 |
福岡市博物館でしかみられない、アール・ヌーヴォーのガラス作品と館蔵資料とのコラボレーション。第3弾は、市内で材木商を営んでいたお家に伝わった、婚礼時に仕立てられた3領の振袖。これにコラボする作品は、前回の【ちょこっと解説】で紹介した「何かの形に注目」編の第2弾。ご覧の通り「茶壺」です。まるで小さな手をバンザイしているかのような愛らしい作品ですね。
さて、担当者が展示した後に気づいたもう1つのコラボ・・・この作品はフランスでつくられたもの。そして、この着物の配色「青(紫)」「白」「赤」。なんということでしょう「トリコロール」ではありませんか!偶然がかなさった日本とフランスの美の競演です。
posted by 学芸 河口
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