年に1回、だいたい秋ごろに開催している福岡市史講演会。今年も開催の時期がやってまいりました。
今年、第13回となる講演会は、「遺跡からみた福岡の対外交流 ―西部の遺跡を中心として―」と題し、講演2本に報告3本、さらにディスカッションという盛りだくさんの構成でお届けします。
タイトルのとおり、とくに福岡市の西部(西区・早良区・城南区)を対象に、さまざまな遺跡や出土品を紹介しつつ、このエリアの歴史と対外交流の歩みについて振り返ります。
どうぞふるってご参加ください。入場無料、申し込み不要です!
第13回福岡市史講演会「遺跡からみた福岡の対外交流 ―西部の遺跡を中心として―」
【日時】 平成29年10月7日(土) 13時~16時30分(予定)
※開場12時30分。当日11時30分より会場前で入場整理券を配布いたします。
【会場】 福岡市博物館 1階 講堂
【参加費】 入場無料(ご希望の方のみ資料代200円)
【参加方法】 事前申し込み不要・先着定員240名
【プログラム】
―第1部 記念講演―
●講演「今山産伐採石斧生産と頒布の歴史的評価について」
講師: 下條 信行 氏 (しもじょう・のぶゆき、愛媛大学名誉教授)●講演「今宿地区古墳群と朝鮮半島」
講師: 柳沢 一男 氏 (やなぎさわ・かずお、宮崎大学名誉教授)―第2部 パネルディスカッション「歴史書の一節から福岡西部の遺跡のあり方を考える」―
●報告「楽浪海中倭人あり≪漢書地理志≫―百余国―」
常松 幹雄 (つねまつ・みきお、福岡市文化財部埋蔵文化財課長)●報告「郡使の往来 常に駐まる所なり≪魏志倭人伝≫―伊都国―」
森本 幹彦 (もりもと・みきひこ、福岡市博物館学芸員)●報告「以て非常に備えよ≪日本書紀≫―那津官家―」
菅波 正人 (すがなみ・まさと、福岡市文化財部鴻臚館跡整備係長)●ディスカッション
コーディネーター: 小畑 弘己 氏 (おばた・ひろき、熊本大学文学部教授/福岡市史編集委員会考古専門部会副部会長)【関連リンク】
福岡市博物館 イベント案内 http://museum.city.fukuoka.jp/topics/kouen.html
第13回福岡市史講演会 チラシ PDFファイル(約2.0MB)
「新修 福岡市史」ホームページ http://www.city.fukuoka.lg.jp/shishi/
(Posted by たに)
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