2017年9月26日火曜日

学芸課長のつぶやき6「ユニバーサルミュージアム」

9月16日(土)~18日(月)、稼ぎ時の3連休。
ところが台風接近!
多くの公共施設が最接近の17日の日曜日に閉館する中、わが博物館は開館!

大風は吹かなかったものの、断続的な大雨で、さすがに来館者は少なかった(泣)。
でも、大雨の中、お越しいただいたお客様には感謝!

翌月曜日の敬老の日は台風一過の良い天気。
この日は午後に「筑紫楽所」による雅楽コンサートを行いました。
たくさんのお客様が、グランドホールいっぱいにお越しになり、
和楽器が奏でる音色に酔いしれました。


日本の楽器の良さ感じた時間でした。

雅楽コンサートでは、楽箏(筝の一種)・龍笛・楽琵琶・笙・鼓などの楽器がありましたが、これらの和楽器に似たものを、この秋、博物館で弾くことができます。


箏(こと)をつま弾いている女性、わが館の学芸員で鴻臚館シスターズの一人Fです。

Fが箏を弾いていると、それを見ていた古美術担当の鴻臚館シスターズSがやってきました。おもむろに横笛を吹きだした・・・・・
ん?音が出ない。






笛は難しい。尺八も首振り○年といいますからね。
SSKは、9月27日と10月7日に鴻臚館展のギャラリートークを担当します。
美術の目線から、「源氏物語色紙帖」などの解説をします。

実は、9月から11月初めまで、
福岡市博物館では「金印ユニバーサルミュージアム」と題して、
体験学習室「みたいけんラボ」で、いろいろな触れるものを展示しています。
大きく作った金印や小さくした瓦の模型、匂いが嗅げる香など、見て、触って、匂って、弾いて楽しむコーナーです。
箏や琵琶を弾きに来ませんか?



また外国の方向けのパンフレットなども取りそろえ、ユニバーサルな2か月間を楽しむことができるのです。
  
この「金印ユニバーサル博物館」を企画したのは、元気なママ学芸員K。
鴻臚館シスターズといい、女性が大活躍の秋です。


posted by.米倉

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