2018年7月25日水曜日

うらめしや...7月26日は幽霊の日。福岡市博物館「幽霊・妖怪画の世界」で肝を冷やそう

うらめしや……



明日、7月26日は幽霊の日とか。なんでも、1825年7月26日に『東海道四谷怪談』が初演されたからだそうです。そんな日にぴったりの特別展示「幽霊・妖怪画の世界」が福岡市博物館で開催中。江戸時代から昭和にかけて描かれた福岡市博物館所蔵の幽霊、妖怪の作品を展示しています。

今日は展示にちなんで、本当にあった「ぞくっと」するお話を…

「幽霊・妖怪画の世界」では、たくさんの幽霊の絵を展示していますが、その中の一つに、幽霊の髪の毛がリアルに一本落ちていた?というお話。本当の話ですよ!髪の毛があったのは展示ケースの中。そして展示作業をしていたのは髪が短い男性のみ。どう考えても長い髪の毛が落ちるはずがないのに、なが〜い髪の毛がいっぽんだけ落ちていたのです。この髪の毛はもしかして、絵の幽霊のものでしょうか。。。どの絵に髪の毛が落ちていたのか知りたい方は、こっそり聞きにきてくださいね。

もう一つ。開催中の展示で、ある朝起こったお話を。展示室では、毎日、学芸員が環境のチェックをしています。ある学芸員が一人でチェック中、展示室の奥にある江戸時代の長屋を再現した場所で、突然風が吹いて、「ひゅ〜〜〜」という音がしたとか。チェックをしていた学芸員Tが事務室に戻り、「凝った演出をしているね?」と同僚に話かけると「そんな演出していないよ」との返事が…ひょえ〜

これ以外にも博物館には、ぞくっとするお話がいくつかあります。

平成25年にリニューアルする以前の常設展では、閉館中の誰もいるはずがない時間に、ちいさい女の子が現れて「あ・そ・ぼ」って声をかけてくる姿をみたスタッフが数名いたそう。その女の子、今はどこにいったんでしょうね。またあるスタッフは、朝出勤して誰もいるはずがない事務室で「突然、男性の咳払いがきこえ、壁のポスターが剥がれおち、顔を殴られるくらいの強風が吹いた」こともあったとか。部屋に入るなって言っているのでしょうか?その他にも、収蔵庫に大切に保管しているランプのオルゴールが突然なったとか…

かくいう私も、一人残業中になんだか人の気配を感じたり、壁にかけた鍵が突然落ちたりという経験があります。

どうです?「ぞくっと」しませんか?ただいま丑三つ時、これを書きながら自分も肝が冷えています…

考えてみると博物館には、いろんな人の思いがつまったモノをたくさん収蔵しています。中には、実際に戦国時代に使われ、人を切った刀剣も…「ぞくぞくぞくっと」するような話がいっぱいあっても不思議ではないですよね。

ぜひ福岡市博物館に足を運んで、あなたも「ぞくっと」する体験をしてみてください。暑い夏が一気に冷えること間違いなしです。

Posted by  Iかかりちょー

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