次に開館するときには休館前よりももっと利用しやすい博物館になれるよう、この機会に色々と過去の情報を整理していきたいところです。#アフターコロナ
というわけで、過去のコンテンツを掘り起こして整理して皆さんにお伝えしていこうという当館のこちらの連載ですが,3回目は「実は過去30年間の企画展解説リーフレットが全て読める(考古編)」です。
福岡市博物館の2階には3種類の展示室があります。一つは福岡市の歴史とくらしがまるっと分かる「常設展示室」、一つは全国巡回するような大規模な展覧会が行われる「特別展示室」、そして最後の一つが2階中央に奥ゆかしく存在している「企画展示室」です。
この企画展示室は小さな展示室が4つあり、考古・歴史・民俗・古美術の4分野の学芸員がおおむね一人一部屋を担当し、会期はそれぞれ2か月程度で、合計すると年間で20本以上の展覧会を行っています。常設展示室だけでは紹介しきれないテーマ、特定の地域に絞ったもの、時代をまたいだ歴史等を皆さんに知っていただく機能があります。展示品の数は10~50点程度と少ないのですが,学芸員が新たな試みをする実験場にもなっており、のちに特別展へと発展するようなアイデアが生まれる場所にもなっています。
なお、金印と並ぶ当館の目玉の展示品・大身鎗 名物「日本号」はこの企画展示室の一コーナー「黒田記念室」でご覧頂けます。料金は常設展示室と共通です。
博物館が開館したのは平成2年10月18日ですので、30年近い月日が流れました。この間に企画展示室で開催した展覧会の数はなんと551回!(令和2年2月26日時点)。展覧会は終わると形に残りませんので,A4判2ページか、A3判二つ折りの解説リーフレットを作成して成果を蓄積していっています。これらはホームページからも参照できるようにしていますが、階層が深ーいところにあってアクセスが容易でないので、今回は時代別・テーマ別に主だったものを抜き出してリンクを貼り付けてみました。まずは考古編です。
※最新の企画展の情報はこちらから
※過去の全てのリーフレットはこちらから
こちらが企画展解説リーフレットです。
●全体通史(まずはこちらがオススメ!)
・No.414 発掘が語る福岡の歴史
●旧石器〜縄文時代
・No.160 福岡のあけぼの
・No.127 稲作以前の福岡
・No.408 石の道具-旧石器・縄文時代の石器-
●弥生時代
・No.294 弥生時代はいかに始まったか
・No.157 環濠集落(かんごうしゅうらく)-いくさのはじまり-
・No.140 発掘福岡空港 雀居(ささい)遺跡
・No.438 列島最初の農村 板付(いたづけ)遺跡
・No.450 奴国前史 早良(さわら)の青銅器と弥生墳墓
・No.362 奴国発展の礎─クニグニがまだ小さかった頃─
・No.032 東入部(ひがしいるべ)の弥生時代展
・No.277 最古の王墓-吉武高木(よしたけたかぎ)遺跡-
・No.523 海と遺跡 -弥生時代-
・No.173 弥生のテクノポリス
・No.298 弥生土器の時代
・No.099 奴国発掘-那珂(なか)・比恵(ひえ)遺跡-
・No.122 伊都国再発見-倭人伝のふたつの港-
・No.179 九州の銅鐸
・No.148 小さいシカ見つけた 弥生人のアートコレクション
●古墳時代
・No.011 前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)の時代 福岡にねむる豪族たち
・No.104 福岡の前方後円墳-今宿(いまじゅく)古墳群-
・No.323 墳墓の山 今宿(いまじゅく)古墳の謎に挑む
・No.338 室見(むろみ)が丘の古墳群 Ⅰ渦巻き文様の壁画古墳
・No.343 室見(むろみ)が丘の古墳群 Ⅱ鉄と馬と新しい文化
・No.244 元岡(もとおか)の歴史展2-石ヶ元(いしがもと)古墳群を中心として-
・No.526 海と遺跡 -古墳時代-
・No.465 三国時代の器
・No.334 なるほど埴輪展
・No.352 てつのよろい
・No.369 玉と石製品
●古代
・No.269 那津官家(なのつのみやけ)とその時代
・No.404 那津官家(なのつのみやけ)と激動の東アジア
・No.193 元岡(もとおか)の歴史展1
・No.147 鴻臚館(こうろかん)出土の文字史料展
・No.154 瓦からみた福岡の歴史展
・No.337 平安時代の福岡 和魂漢才
・No.320 文字瓦は語る
・No.477 古代瓦
・No.520 古代のお金
●中世
・No.105 墨書陶磁器展
・No.177 復元・博多津唐房展
・No.214 博多の日常
・No.117 福岡の中世集落 発掘された粕屋(かすや)
・No.233 中世博多の職人たち
・No.208 博多を食う 食材と調理具の考古学
・No.312 やきものに見る中世瀬戸内と博多
・No.278 考古資料にみる高麗と博多
・No.325 日明貿易と博多
・No.088 博多湾出土品展
・No.506 博多遺跡群出土資料重要文化財指定記念 中世都市「博多」の逸品たち
●近世
・No.041 堀り出された福岡城展
・No.138 掘り出された福岡城展2
●地域で通史
・No.062 有田(ありた)遺跡展【早良区】
・No.258 港湾都市 今津(いまづ)(【西区】
・No.240 箱崎(はこざき)を考古学する【東区】
・No.305 博多を掘る【博多区】
・No.407 比恵(ひえ)・那珂(なか) モノがたり【博多区】
・No.089 砂丘の遺跡 西新町(にしじんまち)・藤崎(ふじさき)遺跡【早良区】
●時代をまたぐさまざまなテーマ
【くらしの道具】
・No.139 博多出土の渡来銭展 おかねの歴史
・No.285 ものづくりの考古学
・No.395 井戸─遺跡編─
・No.385 台所の考古学
・No.511 ふくおかの塩
・No.481 時代を映す銅鏡
・No.485 時代を映す銅鏡2
・No.077 碇石(いかりいし)展 いかりの歴史
【装い・デザイン】
・No.218 古代のアクセサリー
・No.377 装いの考古学
・No.265 考古資料に見られる草花
【刀剣】
・No.342 古代の剣と刀
・No.541 古の刀剣
【信仰・祈り】
・No.053 掘り出された仏教遺物
・No.072 いのりとまじない
・No.291 埋もれた仏たち
・No.331 悼(いた)みの考古学
・No.351 祀(まつ)りの考古学
・No.470 発掘された「いのり」のカタチ
・No.108 経筒─来世への祈り─展
・No.310 福岡の瓦経(がきょう)
・No.456 経塚(きょうづか)フロンティア2015
・No.478 経塚(きょうづか)フロンティア2016
●考古学とは?
【発掘調査にまつわるエピソードや最新の情報】
・No.379 ふくおか発掘図鑑
・No.383 ふくおか発掘図鑑2
・No.400 ふくおか発掘図鑑3
・No.426 ふくおか発掘図鑑4
・No.446 ふくおか発掘図鑑5
・No.463 ふくおか発掘図鑑6
・No.473 ふくおか発掘図鑑7
・No.505 ふくおか発掘図鑑8
・No.527 ふくおか発掘図鑑9
【考古学の分析方法など】
・No.253 弥生時代はいつ始まったか-年代測定と考古学-
・No.317 ココロとカタチ 模倣された遺物
・No.341 遺跡レプリカの世界
・No.489 わからないモノの考古学
【考古学の先駆者たち】
・No.094 福岡考古学の先駆者たち1 高野孤鹿(たかのころく)展
・No.111 福岡考古学の先駆者たち2 中山平次郎(なかやまへいじろう)展
・No.287 中山平次郎と福岡の考古学
・No.160 福岡のあけぼの
・No.127 稲作以前の福岡
・No.408 石の道具-旧石器・縄文時代の石器-
●弥生時代
・No.294 弥生時代はいかに始まったか
・No.157 環濠集落(かんごうしゅうらく)-いくさのはじまり-
・No.140 発掘福岡空港 雀居(ささい)遺跡
・No.438 列島最初の農村 板付(いたづけ)遺跡
・No.450 奴国前史 早良(さわら)の青銅器と弥生墳墓
・No.362 奴国発展の礎─クニグニがまだ小さかった頃─
・No.032 東入部(ひがしいるべ)の弥生時代展
・No.277 最古の王墓-吉武高木(よしたけたかぎ)遺跡-
・No.523 海と遺跡 -弥生時代-
・No.173 弥生のテクノポリス
・No.298 弥生土器の時代
・No.099 奴国発掘-那珂(なか)・比恵(ひえ)遺跡-
・No.122 伊都国再発見-倭人伝のふたつの港-
・No.179 九州の銅鐸
・No.148 小さいシカ見つけた 弥生人のアートコレクション
●古墳時代
・No.011 前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)の時代 福岡にねむる豪族たち
・No.104 福岡の前方後円墳-今宿(いまじゅく)古墳群-
・No.323 墳墓の山 今宿(いまじゅく)古墳の謎に挑む
・No.338 室見(むろみ)が丘の古墳群 Ⅰ渦巻き文様の壁画古墳
・No.343 室見(むろみ)が丘の古墳群 Ⅱ鉄と馬と新しい文化
・No.244 元岡(もとおか)の歴史展2-石ヶ元(いしがもと)古墳群を中心として-
・No.526 海と遺跡 -古墳時代-
・No.465 三国時代の器
・No.334 なるほど埴輪展
・No.352 てつのよろい
・No.369 玉と石製品
●古代
・No.269 那津官家(なのつのみやけ)とその時代
・No.404 那津官家(なのつのみやけ)と激動の東アジア
・No.193 元岡(もとおか)の歴史展1
・No.147 鴻臚館(こうろかん)出土の文字史料展
・No.154 瓦からみた福岡の歴史展
・No.337 平安時代の福岡 和魂漢才
・No.320 文字瓦は語る
・No.477 古代瓦
・No.520 古代のお金
●中世
・No.105 墨書陶磁器展
・No.177 復元・博多津唐房展
・No.214 博多の日常
・No.117 福岡の中世集落 発掘された粕屋(かすや)
・No.233 中世博多の職人たち
・No.208 博多を食う 食材と調理具の考古学
・No.312 やきものに見る中世瀬戸内と博多
・No.278 考古資料にみる高麗と博多
・No.325 日明貿易と博多
・No.088 博多湾出土品展
・No.506 博多遺跡群出土資料重要文化財指定記念 中世都市「博多」の逸品たち
●近世
・No.041 堀り出された福岡城展
・No.138 掘り出された福岡城展2
●地域で通史
・No.062 有田(ありた)遺跡展【早良区】
・No.258 港湾都市 今津(いまづ)(【西区】
・No.240 箱崎(はこざき)を考古学する【東区】
・No.305 博多を掘る【博多区】
・No.407 比恵(ひえ)・那珂(なか) モノがたり【博多区】
・No.089 砂丘の遺跡 西新町(にしじんまち)・藤崎(ふじさき)遺跡【早良区】
●時代をまたぐさまざまなテーマ
【くらしの道具】
・No.139 博多出土の渡来銭展 おかねの歴史
・No.285 ものづくりの考古学
・No.395 井戸─遺跡編─
・No.385 台所の考古学
・No.511 ふくおかの塩
・No.481 時代を映す銅鏡
・No.485 時代を映す銅鏡2
・No.077 碇石(いかりいし)展 いかりの歴史
【装い・デザイン】
・No.218 古代のアクセサリー
・No.377 装いの考古学
・No.265 考古資料に見られる草花
【刀剣】
・No.342 古代の剣と刀
・No.541 古の刀剣
【信仰・祈り】
・No.053 掘り出された仏教遺物
・No.072 いのりとまじない
・No.291 埋もれた仏たち
・No.331 悼(いた)みの考古学
・No.351 祀(まつ)りの考古学
・No.470 発掘された「いのり」のカタチ
・No.108 経筒─来世への祈り─展
・No.310 福岡の瓦経(がきょう)
・No.456 経塚(きょうづか)フロンティア2015
・No.478 経塚(きょうづか)フロンティア2016
●考古学とは?
【発掘調査にまつわるエピソードや最新の情報】
・No.379 ふくおか発掘図鑑
・No.383 ふくおか発掘図鑑2
・No.400 ふくおか発掘図鑑3
・No.426 ふくおか発掘図鑑4
・No.446 ふくおか発掘図鑑5
・No.463 ふくおか発掘図鑑6
・No.473 ふくおか発掘図鑑7
・No.505 ふくおか発掘図鑑8
・No.527 ふくおか発掘図鑑9
【考古学の分析方法など】
・No.253 弥生時代はいつ始まったか-年代測定と考古学-
・No.317 ココロとカタチ 模倣された遺物
・No.341 遺跡レプリカの世界
・No.489 わからないモノの考古学
【考古学の先駆者たち】
・No.094 福岡考古学の先駆者たち1 高野孤鹿(たかのころく)展
・No.111 福岡考古学の先駆者たち2 中山平次郎(なかやまへいじろう)展
・No.287 中山平次郎と福岡の考古学
歴史編(近日公開)へとつづく
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