「おうち時間」の楽しみ方について福岡市博物館から新提案です。その名も・・・
「おうちDE!カンタン勾玉」
※「おうちDE福岡市博物館!」内、「おうちDE!ワークショップ♪」内に掲載中
古代人のアクセサリーである勾玉(まがたま)を、おうちで作ってみよう!というコンテンツです♪
福岡市博物館の体験学習プログラムでも勾玉づくりは大人気。普段のプログラムでは、滑石(かっせき)というやわらかい石を紙やすりで丁寧にけずって、形をととのえ、みがいていくのですが、より簡単にチャレンジできるように、100均で調達できる材料で楽しめるメニューをつくりました。
福岡市博物館の体験学習プログラムでも勾玉づくりは大人気。普段のプログラムでは、滑石(かっせき)というやわらかい石を紙やすりで丁寧にけずって、形をととのえ、みがいていくのですが、より簡単にチャレンジできるように、100均で調達できる材料で楽しめるメニューをつくりました。
この、古代アクセのモチーフは、福岡市五島山古墳からでた、勾玉・小玉・管玉♪
福岡市五島山古墳とは・・
五島山古墳は福岡市西区姪浜駅南に昔存在した五島山という丘の上につくられたお墓です。1600~1700年前(4世紀頃)に土を丸く盛り上げてつくられたもので、中には板状の石を組み合わせた棺を置きました。現在は丘全体が削られて残っていません。
出土した遺物は大正3(1914)年に発掘されたものです。今回取り上げた玉類とともに丸い鏡が2枚と剣4本、鉄や銅の矢じりが多数、石でつくった枕などが出土しています。
勾玉2点はヒスイ製、管玉3点は碧玉製、小玉2点はガラス製です。ヒスイや碧玉は産地が限られていますので、遠くから運ばれてきたものです。紐を通してネックレスとして使用したと考えられますが、埋葬された人物は女性とは限りません。剣や矢じりも出土していることから、男性でしょうか。何名か一緒に埋葬されていた可能性もあります。海からよく見える丘の上につくられた古墳なので、舟を用いた交易などに関わった人物かもしれません。
五島山古墳の遺物は福岡市博物館所蔵で,常設展示室で展示中です!(休館明けに、ぜひ見に来てね♪) |
それでは、24時間、365日開館中の「おうちDE福岡市博物館!」にてお待ちしております!
広報
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