2016年2月26日金曜日

“これぞジャポニスム”~アール・ヌーヴォのガラスから作品紹介

2月11日に開幕した「アール・ヌーヴォーのガラス」。実は、学芸員が寝ずに考えた「作品キャプション」が密かに話題になって、「作品キャプションのリストはないの?」って声もいただいておりました。

ということで今日から、画像つきで、作品キャプションと「ちょこっと解説」を紹介していきます~。「魂の16連射」じゃなかった、「作品キャプションの連射」をお楽しみください!

“これぞジャポニスム”
台付蓋付花器(作品番号7)

©Museum Kunstpalast, Düsseldorf,
Foto: Studio Fuis-ARTOTHEK

【ちょこっと解説】

勢いよく滝を登る赤い鯉の水飛沫が、今にも飛んできそうな生命感あふれるデザインの花器。平面的で左右非対称のデザインは、葛飾北斎の門人、2代葛飾載斗(かつしか たいと)の版画を引用しています。日本美術の影響の大きさがうかがえる作品です。(学芸:河口&末吉)

作家名などの詳細は下記出品目録をご覧ください


そして、もう一つおまけ情報!
2月28日(日)の21時48分(前編)からと22時48分(後編)から、TVQ九州放送にて「アール・ヌーヴォー ガラスの世界~時代を彩った芸術家たち~」が放映されますよ~。(世界卓球中継の関係で、時間変更の可能性あり)

番組で予習して展示をご覧いただくと、よりお楽しみ頂けるので、ぜひご覧ください!
より詳しい解説や作品キャプションの裏話を聞きたい方は、毎週水曜・金曜13時30分からのショート・ギャラリートークにご参加くださいね。

posted by 広報担当 いわさ

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