2019年4月3日水曜日

【Feature Exhibition 1】The Iconography of Being Old :Feb 26- Apr 21



Getting old is a phenomenon that awaits all of us for as long as we live. All parts of our body shall weaken. Even our personality will totally change. (Chances are, we get more stubborn as we get older.)
On the other hand, there are some old people who have versatile experiences and knowledge and enjoy their lives to the fullest. They are just like artwork acquiring their aesthetic beauty through aging.
Japan is currently experiencing a super aging society and “aging” has become something that we can’t ignore. What does “aging” mean for all of us? This exhibition invites visitors to think about it by viewing “aging” themed Japanese artwork.

【기획전시1】늙음 의 도상학 2019년2월26일~4월21일



<늙음>이란 수명을 전제로 하는 한 누구나가 경험하는 현상입니다. 신체의 여러 기능이 쇠퇴하고 고집이 심하고 제멋대로가 되는 성격의 변화도 노화와 더불어 일어날지도 모릅니다. 그러나 한편으로는 풍부한 경험과 지혜를 가지고 융통무애(融通無碍, 거침없이 통하여 막히지 않는다는 뜻)하게 인생을 즐기는 사람들을, 우리들은 알고 있습니다. 예술의 세계에서 흔히 이야기하는 메마른 느낌이나 깊음도 연령을 더했기에 얻을 수 있는 산물이라 말할 수 있겠지요. 지금의 일본은, 상상을 초월할 정도의 초고령화 사회가 되어 대다수의 사람들이 자신이나 가족의 <늙음>과 마주하는 시대가 되었습니다. <늙음>이란 우리들에게 있어 어떠한 의미를 가지는 것일까요. 본 전시회에서는 일본미술 안에서 <늙음>과 관계하는 작품들을 골라 그 이미지를 파헤쳐보고자 합니다.

2019年4月1日月曜日

【기획전시3】후쿠오카시 오늘날까지와 미래 2019년4월2일(화)~7월15일(월)





지금으로부터 130 전인 1889 4 1, 후쿠오카시가 탄생하였습니다. 후쿠오카를 포함해 전국 31개의 도시(규슈 지방에서는 나가사키, 구루메, 구마모토, 가고시마, 사가) 시제를 시행하였습니다.



현재(2019 2 1) 후쿠오카시의 면적은 343.46평방킬로미터, 인구는 1,582,828명을 넘어섰습니다. 그러나 발족 당시(1891) 시의 면적은 5.08평방킬로미터로, 에도시대의 후쿠오카성 주변의 범위와 거의 같은 정도였으며 인구는 50,847명에 불과하였습니다. 무려 면적에서는 67분의 1, 인구는 30분의 1이라는, 지금과는 비교할 없을 정도로 규모가 작은 도시였습니다.



현재의 지역에 해당하는 곳에는 32개의 마을들이 있었습니다. 인구밀도가 극단적으로 높은 후쿠오카시를 제외하면 주변 마을의 인구는 아직 적었으며, 처음으로 국세조사를 실시한 1920년의 인구 통계에 의하면 주변 마을들의 사람들을 합한 인구는 239,906명이었습니다.



후쿠오카시는 여기서부터 어떻게 점차 커져간 것일까요. 전시에서는 거리 풍경과 생활상의 변화, 주변 마을과의 합병과 같은 여러 테마로부터 후쿠오카시 130년의 역사를 되돌아보고자 합니다.

【Feature Exhibition3】Fukuoka City’s Future and the Past :April 2- July 15




Fukuoka City was born one hundred thirty (130) years ago on April 1st, 1889. This was also the day when thirty (30) other cities of Japan including Nagasaki, Kurume, Kumamoto, Kagoshima and Saga cities of Kyushu area, started their municipal organization.

 At that time, Fukuoka city was only 5.08 square kilometers in size. It was merely 1.5 percent of the size of present day Fukuoka City and the same size of the Fukuoka Castle town in the Edo Period.

 Number of population was fifty thousand eight hundred forty seven (50,847), which is only 3.3 percent of the present Fukuoka City’s population. Now, Fukuoka city’s population is more than one million five hundred eighty thousand (1,580,000). It is the 6th biggest number after Tokyo, Yokohama, Osaka, Nagoya and Sapporo city.

 One hundred thirty years (130) years ago, at the time when the city was established, Fukuoka city was the 15th biggest in population. In the Kyushu area, Fukuoka was a 3rd biggest city after Kagoshima and Nagasaki.

 How Fukuoka city evolved to become a city, which boasts the largest population in Kyushu area? This exhibition describes the transition of the city by introducing the city’s goal in each period and memorable words.

2019年3月19日火曜日

春はどんたく♪博多人形展示の模様替えを行いました。

もうすぐお花見の季節ですね。だんだん暖かく、日は長くな、春の訪れを日々ひしひしと感じている今日この頃。休館日の本日、博物館グランドホールの博多人形展示も春の風物詩どんたくに展示替えを行いました!





当人形展示は、学芸員総出で取り組む一大行事!細かいパーツも多くて皆真剣な表情・・




一体一体、丁寧に箱から出していきます。あ、かわいいお馬さん



でもなかった・・(閲覧注意)


カラフルで華やかで、実に春らしいお祭りです♪


見つめあう2人・・。持ち物交換をしているのだそうです。初々しい様子で恋の始まりを思わせます。(こちら、今年から始まった設定だそうです。)恋したい人は、あやかるためにも良く拝んでおきましょう!

そんなどんたくの空に舞う飛空艇・・・実にSFチック!大好評公開中のジブリ展にお越しの際には、是非グランドホールの博多人形にもご注目ください!

Posted by 広報

2018年12月14日金曜日

侍展 特典付き先行前売りチケット販売!!


特典付き先行前売りチケット販売!!
来秋開催 特別展「侍 ~もののふの美の系譜~ The Exhibition of SAMURAI」の先行前売りチケットを、来年の圧切展示にあわせ販売します。
期間限定! 数量制限なし!(各券種とも枚数の制限はありません。各特典は会期中、会場にて引換)

侍展公式サイト https://samurai2019.jp/
 
【受付期間】
2019年1月5日(土)10:00より開始、3月31日(日)23:59で受付終了
(4月1日以降は通常の前売り券販売となります)

【券種】
1 グッズ付き前売チケット 1,500円(税込)
   オリジナルチケットフォルダー(非売品)付き

2 特別前売チケット(5種類) 1,300円(税込)
   甲冑と刀剣の図版が入ったオリジナルチケット
   ※チケットは三つ折りです。
    展開したサイズ:490mm×80mm
   ※デザインは選択できません。

3 特別前売チケット5枚セット(グッズ付)6,500円(税込)
   特別前売チケット全5枚セット + オリジナルチケットホルダー(非売品)付き

4 図録付き前売チケット3,500円(税込)
   展覧会図録(A4変形判、約280頁)付き

5 ポスター付き前売チケット1,500円(税込)
   侍展オリジナルポスター(B2サイズ:縦728㎜×横515㎜)付き
   ※ポスターは会場での販売はありません。

【引き換え方法】
オリジナルチケットホルダー・特別前売チケット・図録・ポスターは、会期中、会場内の特設ショップにて引き換えます。

【WEB申し込み】
2019年1月5日(土)10:00より

【店頭販売】
①セブン-イレブン 店頭
  セブン-イレブン先着先行Pコード:992-058
  ※販売期間中は、マルチコピー機[チケット]
   →[チケットぴあ]よりお求めいただけます。
②チケットぴあSPOT
③福岡市博物館ミュージアムショップ

(備考)
※本券の転売を禁止します。
※先行前売りチケットは、一般のみです。高・大生のチケットはありません。
※通常の前売り券は、4月1日(月)10:00より販売開始。
          9月6日(金)23:59で受付終了。
 会期中のチケットは当日料金での販売となります。
 チケット購入の際に各プレイガイドによって手数料がかかる場合があります。
  通常前売券   一般  1,300円
          高・大生 700円
  当日券     一般  1,500円(1,300円)
          高・大生 900円(700円)
  *中学生以下無料
  *当日券の( )内は、20名以上の団体、満65歳以上(シルバー手帳など年齢を証明できるものを提示)、外国の方(パスポート、在留カードなど国籍を証明できるものを提示)の割引料金。
  *高・大生の方は学生証などの提示をお願いします。

Posted by 堀本一繁(侍展担当学芸員)

2018年11月5日月曜日

浄土九州展ブログ 西方に極楽あり その25 阿弥陀空港の話

9月15日に始まった浄土九州展もようやく最終日を迎えました。


おかげ様で2万人を越えるお客様にご覧いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。個人的には奈良から両親が見に来てくれて少しばかり親孝行ができたのがよかったのですが、博多駅から博物館まで来るバスが分からず、よたよたの珍道中だったという話を聞くにつけ、父も母も老いたなあ・・としみじみ感じます。

今回は、人の死と直接関係する浄土教美術がテーマでした。お客様も両親と同じ年代の方が多く、やがてあの世に旅立つことを意識して見に来られた方も少なくなかったのではと思います。ギャラリートークでもそれを前提にいろんな話をしましたが、阿弥陀来迎図(らいごうず)の前では人を飛行機にたとえたこんな話をしていましたので、最後にご紹介しておきます。

人間は生まれたときは自分と他人の区別がつきません。だから世界と自分は一体で幸福なのです。でもやがて「パパ」「ママ」という言葉を覚えた瞬間に、おそらくは自分と他人との区別ができ、成長するとさらに多くの言葉を覚え、世界と自分はどんどん離れていきます。つまり存在として寂しくなるのです。寂しいから家族や恋人や友だちと関係(愛情でも憎しみでも)をつくらないと不安で生きづらいのです。スマホが手放せないのも、スポーツ観戦に熱狂して一体感を味わうのも同じことかもしれません。

生きるということは飛行機が離陸して大地と離れるようなものだから、そもそも不安定でいつ墜ちるかわからないような危険を潜在的に抱えていることになります。そして飛ぶ距離や高さは人それぞれでも、必ずその飛行機は燃料がつきて再び着陸するときがきます。
♪「当機はまもなく高度を下げ、最終の着陸態勢に入ります。いまいちどシートベルトをご確認ください・・」

そのとき暗闇や霧の中でも手動操縦で着陸できるといいのですが、誰もが初めての経験だし普通の人はそんなこと無理でしょう。そこで飛行機を空港に導く誘導灯や管制レーダーが必要になってきます。

念仏によって阿弥陀如来と結ばれるという浄土思想は、結局のところ「阿弥陀空港」の管制にすべてを任せて自動操縦で安全に着陸する、つまり安心して人生を終える一つの方法だと思うのです。もちろん空港は阿弥陀空港だけではなくキリスト国際空港や観音空港、ご先祖様空港などいろいろあるわけですが。

いずれにしても安全に着陸できることが分かっていれば、フライト(人生)も楽しくなりますよね。
てなわけで、5月から続けてきたこのブログもこれで最後です。恥をさらしていろいろ書きましたが、同業者をはじめ多くの方々から応援の声をいただきました。この場を借りてあつくお礼申し上げます。 m(_ _)m

Posted by: 末吉(浄土九州展担当学芸員)