新収蔵品展おもしろいですよ。
1月5日から博物館は再開しますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
さて、大変なご期待をいただいているお正月の「へし切長谷部」の展示ですが、とてもありがたいサイトがございましたのでご紹介させていただきます。
まずはとうらぶ日和さまよりこちら。
審神者向け福岡観光プラン2016冬:へし切長谷部・日本号を堪能する
おかげさまであの当時なぜ夕方になると女性のお客様が増えたのかがよく分かりました。
そこで、一応"公式"としても何かご案内をせねばと思い、とりいそぎ下のような地図を作ってみました。とうらぶ日和さまのご紹介でほぼ網羅されており、重複してしまう部分もございますが、一部母里家がらみのプチ情報を加えておりますので、ご来福の際のご参考にしていただければ幸いです。
ちなみに、昨日ご紹介したこちらの記事をご覧になった上で母里家屋敷跡を訪ねられますと、よりお楽しみ頂けるはずです。
あと、福岡市交通局が地下鉄1日乗車券を使った「歴史探訪コース」を紹介しておりますので、併せてご覧ください。
作っていて「へし切」のゆかりの地ってあまり福岡市内にはないということに気がつきました。しいて言えば、黒田家の宝蔵があった福岡城内とか、1979年から1990年まで「へし切」や「日本号」を収蔵していた福岡市美術館とかでしょうか。
※大盃をつらぬく日本号という革新的なデザインのパラソル。
画像は福岡市中央区役所「福博であい橋」の解説ページより
国宝 刀 名物「へし切長谷部(きりはせべ)」
国宝 太刀 名物「日光一文字」
【所蔵品紹介】さけはのめのめのむならば…日本号の槍
No.081 名刀展 黒田家旧蔵を中心に
No.165 刀と能面 黒田家伝来品を中心に(画像リンク切れ有り)
No.270 筑前の刀工 金剛兵衛
No.353 福岡市博物館収蔵の刀装具展
話はかわりますが、10月頃だったでしょうか、1月に近くの某ドームで開催される某イベントに潜り込もうとコソコソ調べていたんです。1ブース●千円とあったので、なんとかなるかなと思ったんですけれど、問い合わせましたらば、「ほうじん価格」っていうんですか、●万円ですよ(^o^)、という話になって、これは無理だなとなりまして、残念ながら参加を見送りました。
それはそうですよね。不勉強でございました。
というわけで、ずっーと続けているお正月の「へし切」展示がこのような形で改めてご注目を頂けるのはとてもありがたいことですが、毎年この時を楽しみに待っていて下さっている長年のファンの方々もいらっしゃるわけで、どうしたものかという葛藤が実のところはございます。とはいえ、一方では、大河ドラマに続いてこのような幸運が訪れることは今世紀中にはもう無いだろうから今が踏ん張りどきではないか、という意見もあったりします。
恐らく、「えっ?期待してるのそれじゃないから」的な形で落ち着きそうな予感がしておりますが、それはそれで「福岡市博物館らしいや」と生暖かく見守ってくださるとありがたいです。間に合うかどうか分かりませんが何かしら準備がなされている模様です。
それでは皆さま良いお年をお迎えください。
年明けの皆さまのご来館をお待ちしております。