2016年12月12日月曜日

学芸員レポート~その1~

福岡市博物館では、1月14日(土)のフィンランド・デザイン展の開催に向けて、毎日着々と準備が進んでいます。

中でも重要になってくるのが、展示室のレイアウト図面。 お借りする貴重な作品の数々を、どのようにみなさんにお見せするのか。 どのように展示するのがベストなのか。 関係者の面々が、それぞれのアイディアを出し合いながら少しずつ図面が出来上がっていきます。



今回のフィンランド・デザイン展は、全国巡回展なので展示作品は同じですが、各会場の大きさも様々。 それぞれ会場ごとのコンセプトを打ち立て、各会場の大きさに合わせたレイアウト図面を作成します。

ちなみに、福岡会場のコンセプトは「森と湖が育んだあたたかな暮らし」。 このコンセプトが感じられるような(たぶん、いや、きっと!)レイアウトになっていますよ。

本日打合せが行われたのは、会場内体験コーナー(パピーの塗り絵)について。 現在配布されているチラシにも掲載していますが、福岡会場の中には体験コーナーが2つあります。 そのうちの1つでは、エーロ・アールニオの作品「パピー」の塗り絵を来場者のみなさまに作成していただき、会場を彩る予定となっています。



そのコーナーをみなさんに楽しんでもらうためにはどうしたらいいのか? 塗り絵の方法は?掲示の方法は? などなどについて熱い議論が交わされました。 みなさまにお披露目するまで、あと35日。 「福岡会場のこだわりはどこなのかな?」 そういう視点でも見ていただけると嬉しいです。

サブ担当学芸員:ふくぞの(実は考古学担当)

0 件のコメント:

コメントを投稿