2020年12月28日月曜日

福岡市博休館中通信 休館中も活躍する資料たち

 休館中ならではの話題をお届けする「福岡市博休館中通信」。
今回は、「休館中も活躍する資料たち」をご紹介します。

福岡市博物館は、電気設備の更新・トイレの改修工事のため、来年3月末までの予定で休館中です。しかし、休館の間も、博物館から出かけて活躍している収蔵資料もあります。

この特別展示の期間中(328日まで)、美術館のミュージアムショップでは、

先日、北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)から3人の学芸員が、休館中の福岡市博物館にいらっしゃいました。
年明け12日(土)に開幕する 名刀「博多藤四郎」の輝き で展示される資料の借り出しのためです。
いのちのたび博物館の学芸員3人、福岡市博物館の学芸員2人で、1点ずつ資料の状態をチェックし、
美術品輸送専門業者の専門スタッフ4人で、丁寧に梱包。

今回、福岡市博物館から貸し出す資料は、名刀「博多藤史郎」を小倉藩主・小笠原家に贈った福岡藩二代藩主・黒田忠之ゆかりの品々など17件。

緊張する作業は、朝から午後3時過ぎまで続きました。

福岡藩二代藩主・黒田忠之の甲冑。兜はナマズの尾をかたどっている


福岡市博物館から貸し出す資料のうち、
福岡藩二代藩主黒田忠之の甲冑(黒漆塗鯰尾形兜・鶉巻紺糸威丸胴具足・小具足付)は、
展覧会のチラシにも、ド~ンと掲載していただいています。 

いのちのたび博物館はWeb事前予約制を導入されているそうですが、
他の博物館で活躍している福岡市博物館の資料の様子も、機会があれば、ご覧ください。


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