博物館は休館中でも、博物館の教育普及担当スタッフは、福岡市内の学校に体験学習プログラムをたずさえて出かけています。(「出前学習」と呼んでいます)
12月は、しめ縄作りの体験学習を希望する学校が多いです。
稲作のはじまりやワラを使った道具の数々などについての解説を経て、実際にワラを綯(な)い、しめ縄を作る体験を小学校で実施しています。
稲作が伝わった歴史や、コメを食べる以外のイネのさまざまな用途を学ぶことで、小学生は、イネが日本人の暮らしに深く結びついていることを実感できるようです。
さらに、ワラは燃料になったり、その灰は土の肥料になったり……ワラを活用しつくす、先人たちから受け継がれてきた知恵も知ることもできます。
しめ縄づくりの学習を通じて様々な発見をした小学生は、笑顔いっぱいです。
私たち教育普及担当のスタッフは、その笑顔からエネルギーをもらい、次の学校の出前学習を頑張ることができます。
posted by 運営課 帆足
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