2019年6月28日金曜日

【기획전시실 1】 전쟁과 우리들의 삶 28 2019년6월18일(화)~8월18일(일)





태평양전쟁( 2차 세계대전) 말기, 1945 6 19일 밤 늦게부터 다음 날 새벽에 걸쳐 미군의 장거리 폭격기 B-29 대편대가 후쿠오카시 상공을 비행하며 많은 양의 소이탄을 투하했습니다. 이로 인해 후쿠오카시 중심부는 불바다가 되었습니다. 특히 하카타 지역은 막대한 피해를 입었습니다. 이를 <후쿠오카 대공습>이라 합니다.



후쿠오카시 박물관에서는 1991년부터 <후쿠오카 대공습>의 날 전후로 기획전시 <전쟁과 우리들의 삶>을 개최하여오고 있습니다. 28회 째를 맞이하는 이번에는, 전쟁 당시의 여성들을 소개합니다.



총력전이라 불리는 20세기 전쟁에 있어 직접 전투에 참가하지 않은 국민들에게는 전쟁을 지속하기 위해 다양한 역할이 요구되었습니다. 대부분의 남성이 소집 중이던 때에 병사의 위문과 물자의 절약, 방공대책, 군수물자, 식량증산 등 남아있는 여성들이 해야할 역할은 매우 커져갔습니다.



전쟁 당시 여성들의 삶을 들여다봄으로써, 전쟁과 평화에 대해 생각하는 기회가 되었으면 좋겠습니다.

【Feature Exhibition 1】War and Our Way of Living #28 Jun. 18, 2019 (Tue) ~ Aug. 18, 2019(Sun)





On June 19, 1945, a B-29 heavy bomber plane of the United States conducted an air raid on Fukuoka starting from midnight to the early morning of the next day. It resulted in the destruction of central Fukuoka at the time. The Hakata area was severely damaged by the attack. This was known as the “Fukuoka Air Raid”.



This series of exhibits is being held annually to commemorate The Day of The Great Fukuoka Air Raid of June 19, 1945. The 28th edition will be introducing how women lived during World War.

Japan was advocating for an all-out war and had been encouraging all citizens to take part in it. Even women, who were exempted from military duties, must take part in helping soldiers in various ways. Their duties included: visiting the barracks, procuring commodities for soldiers, the production of arms and food, and so on.



We sincerely hope that this exhibition, which introduces women’s way of living in the war period, will provide a good opportunity for you to think about the ravages of war and the search for peace.

2019年6月18日火曜日

【侍展】市博初の試み!参加型展示 一般の方から展示パネルの文章(キャプション)を大募集!

2019年も早いものでもう半分おわってしまいましたね・・!皆様いかがお過ごしでしょうか?福岡はといえば、夏になったかと思いきや涼しい過ごしやすい毎日が続いております・・

さて。各種SNSではすでに情報を発信済みですが、9月7日(土)から公開の侍展では、市博初!(もしかしたら、博物館史上初!?)の試みとして展覧会に掲示する展示パネルの文章を募集中です♪




みんなの侍展「私のイチおし」募集します
~展示ケース内に思いを添えて~

特別展「侍~もののふの美の系譜~」展示品のおすすめポイント、好きなところなどを「私のイチおし」として大募集!博物館で制作する展示解説とは別に、B6サイズのパネルにして展示ケース内に掲示します。
観覧者からパネル文章(キャプション)を募集するのは市博初の試み。博物館による解説だけが並ぶ展覧会とは少し変わった、参加型展覧会です。

◎応募点数:1人3点まで、1点150字以内
◎募集方法:7月15日まで侍展公式HP上の募集フォームにて受付
◎特  典:採用された方には、下記の特典があります
      ①侍展開会式に特別ご招待
      ②展覧会終了後、掲示したパネルをプレゼント(希望者のみ)

ということで、さっそく当館広報スタッフ(パク)もチャレンジ♪

”日本号”
実戦での受け傷、持ち主の酒豪っぷりなど、何かと男くさいイメージがある日本号。でも第一印象は真逆でした。白く光る鎗先、彫られた竜、1かけらずつ丁寧に螺鈿細工があしらわれた柄は、まるで優雅な女性のよう。この姿で実戦でも勇猛に活躍していたなんて正に「ギャップ萌え」!!

おお!!なかなか良い感じじゃないですか・・♪早速学芸員の添削をうけてみました・・するとこんなコメントが・・・
そうか、日本号は侍展にはでないのか!
日本号は侍展には出陳されないのですが、企画展示室2「黒田家名宝展示」内に常設展示していますのでご安心ください!ただ、キャプション募集については侍展に展示されているものが対象となりますのでご注意を・・

侍展以下のURLから展示リストをご覧いただけます↓
みなさまの熱いお気持ち、お待ちしています・・・!!

Posted by 広報担当T

2019年6月17日月曜日

【Feature Exhibition 4】Hakata Gion Yamakasa Exhibition 19 Jun. 11, 2019 (Tue) ~ Aug. 4, 2019(Sun)



The main features of the Hakata Gion Yamakasa festival in the Edo Period were six yamakasa festive floats. Floats with uneven numbers 1, 3, and 5 were called “Hatasashi yama” or flag bearing floats, and numerous numbers of flags were incorporated in the design. Hatasashi yama floats were often designed and created based on some brave stories called “shuramono,” which includes the story of the battle of Wakan, a fierce battle fought between the Heike clan and the Minamoto clan.

Floats with even numbers 2, 4, and 6 were called “Do-yama” or building bearing floats. Those floats had a palace or shrine, and a flag on the top of the float, indicating the turning point of the Yamakasa floats race. Do-yama floats were often designed and created based on graceful stories featuring ladies and children called “Tsutamono”.

The Doyama started in 1704 by order of the Fukuoka Clan, under the rule of Kuroda Tsunamasa, the 4th lord of the clan. In a society free of war, people deepened their understanding of traditions, legends, myths and classic literature, which were relevant to the theme of the yamakasa floats, for the time being. Also, through viewing Jo-ruri doll plays and Kabuki theatrical plays, and by reading articles regarding them, people started to enjoy the graceful literary world, and came to appreciate the Doyama festive floats which were created based on those stories. From the latter half of the Edo period, Do-yama festive floats broadened its themes to aristocrats who resided in palaces, and more.

This exhibition introduces the graceful world of Do-yama festive floats together with the rituals and tourist attractions of Hakata, people’s way of living, occupations and traditions in the medieval period. It also describes the lives of women of the period by showing some artwork and publications.

【기획전시실 4】 하카타 기온 야마카사展19 2019년6월11일(화)~8월4일(일)


아름답고 다채로운 제재로 장식된 야마카사





 에도시대 하카타의 여름날 제례의 주역은 역시 웅장하고 아름다운 6대의 야마카사(가마)입니다. 1, 3, 5의 홀수 번호인 야마카사는 꼭대기 성벽에 여러 대의 깃발이 꽂아져 있어 ‘하타사시야마(旗指山, 기를 꽂아 지휘하는 가마)’라고도 불리며 여러 전투와 용맹담을 제재로 하였습니다. 2, 4, 6 짝수인 가마에는 꼭대기에 세이도바타(야마카사가 봉납을 위해 거치는 원주형의 길에 꽂혀있는 깃발)를 내건 어전이나 본당을 장식하였기 때문에 ‘도야마堂山’로 불리며 이른 바 ‘가즈라모노蔓もの’라 하는, 여성이나 어린이를 주인공으로 한 이야기를 제재로 하였습니다.
이 가마의 구분은 4대 번주인 구로다 쓰나마사의 시절인 1708년 번의 명령으로 시작되었습니다.
평화로운 시절이 계속됨에 따라 일본과 중국의 신화, 전설, 고전 문예에 대한 지식의 증가, 닌교조루리人形浄瑠璃(일본의 전통 인형극)와 가부키, 출판 등을 통해 지금과는 다른 제재의 도야마에도 사람들의 주목이 집중되었던 것일까요.
게다가 에도시대 후반 도야마는 어전을 무대로 한 조정의 세계 등 더욱 다채로운 제재를 선보이게 되었습니다.
이들과 함께 아름다운 세계로 통하는 근세 하카타의 제례와 명소, 생활과 직업, 전승 등 다양한 장면에서 활약하는 여성들의 모습을 그림과 출판물을 통해 살펴보고자 합니다.

2019年6月7日金曜日

活字とフォントと印刷と出版の話 「市史研究 ふくおか」第14号

 先日、「市史だより Fukuoka」第24号についてお知らせしましたが、実は市史編さん室ではもう一種、「市史研究 ふくおか」という冊子を発行しています。
 こちらは100ページ前後のA4判冊子で、市史編さん事業の調査成果や事績を、論文、コラム、記録などの形で報告しています。「市史だより」と比べるとちょっと(だいぶ?)カタイ内容ではありますが、市史編さんの最新状況を詳しくお届けしています。
 そんな「市史研究」最新号の第14号は今春発行。表紙はこんな感じです。

「市史研究ふくおか」第14号表紙画像
「市史研究 ふくおか」第14号

 ちょっと表紙の写真に寄ってみましょう。

「市史研究ふくおか」第14号表紙写真 金属活字
このコロコロしたものは、活版印刷で使う金属活字。
城南区の有限会社文林堂さんのご所蔵で、現役で使われています

 さて、第14号の特集タイトルは、「活字文化の過去・現在・未来」。
 昨年12月22日に開催された福岡市史講演会「活字文化の過去・現在・未来金属活字からデジタルフォントまでの講演記録を軸にした特集です。

2018年12月22日開催 第14回福岡市史講演会
講演会当日の様子
市史講演会としては変わり種の題材でしたが、びっくりするほど盛況でした。ウレシイ
講演会ステージ 登壇者のみなさん
登壇者の皆さん
【右列
大串誠寿さん(芸術工学博士)/野口勝さん(株式会社モトヤ 大阪本社)/藤田重信さん(フォントワークス株式会社)
【左列
有馬学(福岡市博物館長)/藤村興晴さん(忘羊社)/大井実さん(ブックスキューブリック)

 「市史研究」第14号特集では、この講演会の様子をまるごと収録しています。しかも、登壇者の皆さまがお話しくださった内容をテープ起こししたものに加え、できるかぎり当日用いられた資料を埋め込み、さらに脚注を付すという、担当者が異様な情熱を傾けて編集した、いわばエクステンデッド版。


市史研究ふくおか第14号 誌面見本
こんな感じの誌面。脚注つきだ!

市史研究ふくおか第14号 誌面見本
当日の資料もたくさん詰め込んでおり、たいへんオトク

 当日、講堂前のロビーで開催していたパネル展示の内容についても、写真と解説で振り返ることができます。

市史研究ふくおか第14号 誌面見本 パネル展示の解説部分
パネル展示「本ができるまで」解説。たくさんの方が熱心に観覧してくださいました

 …と、いった講演会の振り返り記録に加えて、「活字文化」に関連する論文1本・研究ノート1本・資料紹介1本を掲載し、全95ページからなる大特集。
 講演会にご関心がありつつも参加できなかった、という方はもちろん、当日聴講くださった方にも、きっと新たな発見があるのではないでしょうか。
 目次の一覧はこちら(新修福岡市史ホームページ内)でご確認いただけます。

 『市史研究 ふくおか』は、福岡市総合図書館をはじめとする市内の図書館や、福岡市近郊の市町村立の図書館などでご覧いただけます(配架状況については、各図書館にご確認ください)。

 機会がございましたら、ぜひお手に取ってみてください。

●「新修 福岡市史」ホームページ https://www.city.fukuoka.lg.jp/shishi/


Posted by たに(市史編さん室)

2019年6月4日火曜日

「市史だより Fukuoka」第24号は周船寺特集!

 市史編さん室では、12ページの広報冊子「市史だより Fukuoka」を発行しており、毎号、「福岡市内のどこか」を対象に、その地域の歴史を掘り下げる特集を組んでいます。
 この最新号である24号が少し前に発行になりましたので、内容についてちょこっとご紹介いたします!

市史だより Fukuoka 第24号 特集「福岡と糸島の交差点 ―「西の玄関」、周船寺―」
どどん
この趣ある建物がなんなのかは、ぜひ誌面でご確認くださいね

 今号の特集エリアは、西区の周船寺。

周船寺はすせんじと読む
スセンジー

 福岡の難読地名のひとつに数えられそうですが、JR筑肥線の周船寺駅があるため、ご存知の方も多いでしょう。この周船寺駅、じつは福岡市でいちばん西にある鉄道駅でもあります。おとなりの糸島市や糸島以西から福岡に通勤・通学されている方にとっては、福岡の玄関口という印象が強いのではないでしょうか(ちなみに市内でいちばん東の鉄道駅は、JR香椎線の土井駅です)。

 周船寺はこのJR筑肥線に、国道202号線と福岡前原道路が並走し、県道56号線が交差するクロスポイントです。
福岡市西区 今宿~周船寺の簡易地図
福岡市西域の交通の要衝

 鉄道の敷設以前の江戸時代からも、周船寺は東西に走る唐津街道ぞいに位置し、曲渕・佐賀へと続く南北の道が交差する交通結節点でもありました。現在の姿は、この系譜を引き継いだものと言えます。

 「市史だより Fukuoka24号では、周船寺というこの謎めいた地名の来歴や、交通網の発展、産業の変化、福岡市との合併といった足跡について触れています。
 九州大学の移転にともない、新しい集合住宅が増えているエリアですが、一方では今でも街並みのそこここに古い面影をのこす街・周船寺の歴史を、一緒にたどってみませんか。

西区周船寺の伊覩神社(いとじんじゃ)
地域の方々に大切に祭られている伊覩神社(いとじんじゃ)

 「市史だより Fukuoka」最新号は、福岡市博物館1階のグランドホールほか、各市立図書館、各区役所、各区市民センターなどで配布しています(在庫限りとなります)。
 『新修 福岡市史』ホームページでは、PDFファイルでご覧いただくこともできますので、どうぞご利用ください。

●『新修 福岡市史』ホームページ https://www.city.fukuoka.lg.jp/shishi/


Posted by たに(市史編さん室)


2019年6月3日月曜日

特別展 「侍~もののふの美の系譜~ The Exhibition of SAMURAI」 プレイベント講演会 「侍展のたのしみかた」 開催しました

5月26日(日)、福岡市博物館一階講堂にて特別展 「侍~もののふの美の系譜~ The Exhibition of SAMURAI」 プレイベント講演会 「侍展のたのしみかた」を開催しました!
9月7日(土)から開催の特別展「侍~もののふの美の系譜~」の鑑賞ポイントを学べる講座と、面白かっこいい福岡おもてなし武将隊の演舞がセットになっている、なんとも贅沢なイベントです。


当日はちょうどミュージアムウィーク最終日。また、大好評のジブリ展も開催中ということもありたくさんのお客様に来ていただきました。



当日会場にて前売り券を購入してくださったお客様限定!官兵衛様が直々に似顔絵を描いてくださるサービスが・・!




軍師としての才能だけではなく、画才もあったなんて・・さすが一国一城の主!早速長蛇の列ができています!さてその腕前の程は・・?こっそりお客様に見せていただきました♪

うーん、コメントに困るでござるよ・・



和やかなふれあいタイムの後は、いよいよイベント本番。武将隊による華やかな演舞に、日本号・圧切長谷部にまつわる逸話の実演と,大変楽しいステージとなりました。


そして第二部!講演会「侍展のたのしみかた」



講演会は、侍展の公式チラシを資料に進行。(公式チラシは以下のリンクからダウンロードが可能です)
http://museum.city.fukuoka.jp/exhibition/pdf/samurai.pdf

約1000年前登場したに大鎧・日本刀は、馬に乗って矢を射るときに適した形にデザインされていたそうです。


こちらの大袖は 牛の皮でできており、その重さなんと片側2.1kg!当時の大鎧は
胴回りは20kg、兜は5kgもある大変重いものだったようで、当時もののふたちは大変苦労したことでしょう・・

こちらは、軍師官兵衛が着用していた鎧のレプリカです。この時代の鎧は軽く、実用性に優れたものになっていたよう。兜にも紙などの素材が用いられており、軽量化が進んでいたようです。


ここで堀本学芸員からおもてなし武将隊にクレームが・・
「圧切長谷部の逸話の実演にはちょっと間違いがありましたね・・!」


ということで、修正バージョンにチャレンジ!



圧切長谷部は茶坊主を膳棚ごと圧切った、のではなく、棚の下に刀を差しいれ、その重さだけで”圧切った”というのが本来の由来なのだそうです。勉強になります!

侍展への期待感が高まる、大変興味深い講演会でした。

福岡市博物館では、今後も侍展関連イベントを多数企画しています!詳しくは以下のHPをご確認ください。
http://museum.city.fukuoka.jp/exhibition/samurai.html

Posted by 広報