鬼瓦は鬼じゃないって?!そんなわけないやん。だって「鬼」瓦なのに。
でも、よ~く屋根を見上げてみて。
あれ?鬼の顔じゃなくて「水」って書いてある。こっちのは花だし、あっちのは家紋?動物や七福神が付いているものまであるばい!!
そもそも日本で使われ始めた頃は、神獣や蓮の花がモチーフとして使われていて、僕たちがイメージする「鬼瓦」となったのは室町時代のことなんだって。
確かにそういった意味合いもあるみたい。ただ、魔除けの意味合いが強かった時代とは違って、現代は装飾性がより強く意識された様々な鬼瓦が造られるようになってきたようだね。といっても最近は、瓦を葺いている家も少ないけど。
次週「ついてゆけない…鬼やばな活用?!」5月17日公開です。つづく!
(学芸課鬼殺係・考古担当)
■企画展「鬼は滅びない」は2021年6月13日(日)まで開催中。
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