2016年9月22日木曜日

釣り経験がない方にこそおすすめ!驚きの釣道楽の世界へようこそ。乗り出そう、日本文化の大海原へ!

釣道楽の世界。みなさんはこのタイトルを聞いたときどう思いますか?展覧会の内容を端的に表す素晴らしいタイトルです。しかし、なぜでしょうか?私のように釣りをしない人間が聞くと、ちょっと身構えてしまいます。


果たしてその世界は理解可能なのか?私が足を踏み入れていい世界なのか?

こう感じるのは、きっと私だけではないでしょう。その証拠に、大アマゾン展に誘った時は、「行きたい!」と目を輝かせていた友人たちが、次は釣道楽の世界!と聞いた瞬間「釣りはしないからな・・」と眉をひそめるのです。私も、釣りに興味がない人は楽しめないかもしれない、無理に誘ってはいけないなと思っていました・・・。公開された展覧会をみるまでは・・・!この展覧会のテーマは、エレガント&スタイリッシュ!といってもイメージが湧きにくいかもしれませんね?しかし、この展覧会を見え終えたとき、あなたはその意味をかみしめることになります。(少なくとも私はそうでした。)

入場から出口まで、釣り文化の美しさに終始うっとり・・
洛中洛外図屏風の美しさに心奪われ、

魚譜・魚拓の躍動感に息を飲み、

釣道具の繊細さやその歴史に驚き、
会場を後にする際には伝統的な竹竿を携えて釣りに繰り出したい!という思いさえ湧いてきました。

見終わってみて、私の心の中に浮かんだ副題は次の通りです。「日本文化の美しさを心行くまで味わう展覧会。斬新なその切り口はなんと釣り!」 お分かりいただけると幸いです。

釣道楽の世界を是非見ていただきたい方はこんな方!
釣り好き(言わずもがな)
美術好き
哲学好き
歴史好き
文学好き
小物好き
とにかく、美しいものをこよなく愛す方々! 
上のどれか一つでも当てはまる方は是非見ていただきたいと思います。

長くなりそうなので、一回目はこの辺で。抽象的な表現ばかりになって申し訳ないです。初心者がうっかり迷い込んだ釣道楽の世界。これからその魅力をどんどん紹介していきますね♪

人はきっと皆、生まれながらにして"釣り人"。怖がらずにその世界の扉を開けてみましょう。あなたもこんなとびきりの笑顔に出会えるはず。


Posted by たかむら

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