THE ASTONISHING WORLD OF GIANT LANTERN
PAINTINGS
会期:2024年9月13日(金)~11月4日(月・休) 会場:福岡市博物館
この秋、福岡市博物館では、特別展「大灯籠絵」を開催します。
展覧会の開催に向けて、「大灯籠絵」にまつわる話題をお届けします。
特別展「大灯籠絵」では、福岡市内に伝わった「大灯籠絵」を一堂に集めるのですが、
「大灯籠絵」を製作した絵師についても取り上げます。
彼らは、人びとの求めに応じて、さまざまな形で絵を描き、福岡・博多の町で暮らしていました。
神社に奉納された絵馬や、さまざまな出版物などに、その作品を見つけることができます。
明治20年に出された「開化福博自慢」という出版物に
「浮世画工 水車バシ 一得斎」と掲載されている一得斎高清は、
このブログの 「その2 博多の夏祭りの風景といえば?」で紹介した
大浜流灌頂の大灯籠絵「大徳寺焼香之図」を描いた絵師です。
明治10年代から30年代(1870’s~1890’s)の活動が確認できます。
▲明治20年に現在の福岡市で開催された共進会の会場図
▲明治26年出版のガイドブック『九州鉄道旅客便覧』掲載の博多の祭り「松囃子」を紹介する挿絵
▲『福岡日日新聞』(23年5月9日号)掲載の連載小説の挿絵
ほかの絵師たちの活動や町とのかかわりについても紹介します。
どうぞ、お楽しみに。
(by おーた)
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