この秋、福岡市博物館では、特別展「大灯籠絵」を開催します。
展覧会の開催に向けて、「大灯籠絵」にまつわる話題をお届けします。
現在制作中の特別展「大灯籠絵」のポスターのメインビジュアルはこの人
歌舞伎などに詳しい方は、「あぁ、あの」とご存じかもしれません。
曾我兄弟、赤穂義士とならぶ日本三大仇討のひとつ、
「鍵屋の辻の決闘」あるいは「伊賀越の仇討」として有名な仇討事件の主要人物です。
1634年、岡山藩士渡辺数馬が荒木又右衛門の助太刀で、河合又五郎を討ち取ったという事件で、
歌舞伎の演目や映画などの題材にもなっています。
大灯籠絵全体は↓こんな感じです。
大灯籠絵「伊賀越敵之図」 筥崎宮蔵
サイズは、縦約180cm×横約375cm、ちょうど畳を4枚ならべたくらい。
画面中央で、敵に囲まれながら睨みをきかす荒木又右衛門の姿は、
今回の展覧会で展示予定の大灯籠絵のなかでも、一二を争う迫力です。
はてさて、この荒木又右衛門が、どんな風にポスターとなって登場するのか、
どうぞ、お楽しみに!!
(by おーた)
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